スタジアムと観客
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 15:32 UTC 版)
「アイルランドのラグビーユニオン」の記事における「スタジアムと観客」の解説
プロ時代の到来と現在プロ14およびヨーロッピアンラグビーチャンピオンズカップと呼ばれる大会の出現によって、ラグビーユニオンはアイルランドにおける主要な見るスポーツ(英語版)となった。ヨーロピアンカップの試合は一般的に全ての地方においてよく指示され、準々決勝や準々決勝の試合ではダブリンのランズダウン・ロードが大入り満員となる。アルスター、マンスター、およびレンスターは全てハインラインの優勝経験がある。過去に、アルスターは当時のケルティックリーグの観客動員数で3年連続1位となり、コナート、マンスター、およびレンスターの観客も年々増え続け、マンスターとレンスターは地方/クラブ戦の観客動員数の世界記録を作った。 マンスターは2008年に完了したプロジェクトで伝統的なホームスタジアムであるトモンド・パーク(英語版)の大規模な改修と拡張を行った。ダブリン王立協会(英語版)は同時期に所有するRDSアリーナ(英語版)を拡張した。そのためレンスターはRDSアリーナを主ホームスタジアムとしたが、ドニーブルック・スタジアムに所在する自身の伝統的な競技場の拡張を計画していた。ドニーブルックの拡張計画が頓挫した後、レンスターはRDSに留まることを選択した。コナートは2011/2012シーズンに間に合うように競技場(英語版)の拡張と改修事業を完了し、スタジアムには「クラン・テラス」と呼ばれる屋根付きテラスが建設された。そして2014年、アルスターはレイヴンヒル・スタジアム(英語版)の現代的な18000人収容可能なスタジアムへの完全な改築を完了した。マンスターは現在マスグレイブ・パーク(英語版)の副ホームで新スタンドの建設作業中である。 アビバ・スタジアムの落成前、アイルランド代表の試合は最弱国との対戦以外は全て完売し、ランズダウン・ロードの改築の間にクローク・パークで行われた試合では、観客動員数はいつも8万人に達した。しかしながら、2010年のアビバ・スタジアムでの初のテストマッチのチケットは完売せず、期待外れに終わった。メディアのレポートは、これが大部分は不安定な経済状況においてほとんど意味がないIRFUのチケット販売戦略によるものだと指摘した。より近年のテストマッチは満員に近い観客を集めており、アイルランドのシックス・ネイションズのホーム全戦は完売もしくは完売に近い。
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