改修と拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 08:46 UTC 版)
ハーバード美術館群のうち、クィンシー通り32番の歴史を体現する建造物は閉鎖され、大規模な改修と拡張のプロジェクトの実作業が始まった。このプロジェクトは初期段階でフォッグ美術館とブッシュ・ライジンガー美術館の改修から始まり、両施設の収蔵品の一部はアーサー・M・サックラー美術館 (ケンブリッジ市ブロードウェー485番地) に移して、2008年9月13日から2013年6月1日まで公開された。 改修プランは建築家レンツォ・ピアノの設計を採用、3美術館をひとつに統合した最先端の施設としてクィンシー通り沿いに定礎し、ガラスの三角錐の小屋根をかけた印象的な外観と、床面積の40%を展示空間に当てた構造が特徴である。正面からはガラス屋根その他の拡張部分はほとんど視線に入らず、建築当初の本来の外観をほぼ維持している。 この改修工事により、のべ6階の建物に展示室、教室、講義室そして25万点におよぶ収蔵品の一部を間近に見る新しい学習区画が追加された。新しい建物は2014年11月より稼働している。
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