スキル評価種目としての側面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/06 07:12 UTC 版)
「ボウラード」の記事における「スキル評価種目としての側面」の解説
ボウラードはポジションプレーの練習とポケット競技のスキル評価に役立つとされており、アベレージスコアをクラス分けの指標とすることもある。下記のスコアテーブルは参考文献の一書籍より一部引用したものであるが、この指標は書籍などにより異なる。 ビギナー … 40点未満 C級 … 40 ~ 80点未満 B級 … 80 ~ 150点未満 A級 … 150点 ~ また、日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)ではプロテストの実技試験種目としてこのボウラードを採用している。2008年現在の合格点は男子トーナメントプロが3ゲームで630点、女子トーナメントプロが3ゲームで420点となっている。かつては「レッスンプロ」の募集枠も存在し、合格点は3ゲームで450点としていたが、2008年現在においてレッスンプロは募集していない。トップレベルの実力をもつプレイヤーであればパーフェクトゲームを出すことは難しいことではない。大井直幸は2ゲーム連続のパーフェクトゲームを出し、3ゲームの合計で878点を記録[要出典]してJPBAのプロとなっている。 なお、スキル評価については画一的なものではなく、例えばJPBA女子プロテストの合格点が「3ゲームで330点」から「3ゲームで420点」へ引き上げられるなどしていることから、その時代にあった評価がなされるものである。前述したように、クラス分けとなるアベレージスコアの指標値も書籍などにより異なっている。 日本ビリヤード協会(NBA)ではこのようなスキル評価を適正に行うため、ボウラードのスコア集計・管理を行うシステムBowlardNETを開発し全国展開している。このシステムではVOH(Virtual Official Handicap)と呼ばれるNBA公式のハンディキャップが認定される。VOHは1〜9の9段階で評価されるが、2008年現在ではシステムが試運転ということもあり、VOHがどれくらいのスキルであるかという明確なアナウンスは行われていない。ただ、CSカードで得られる収入の一部を割いてシステム稼動させていることから将来的にNBAが主催、あるいは協賛する試合に活用される可能性がある。なお、VOHはスコア変動に伴って上下する。
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