スカーレットイワミザワ【スカーレットイワミザワ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7736号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | スカーレットイワミザワ よみ:スカーレットイワミザワ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 2月 23日 | |
品種登録者の名称 | 岩見沢市 | |
品種登録者の住所 | 北海道岩見沢市鳩が丘1丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 平林浩 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,ハマナスに無名実生種を交配して育成されたものであり,花序のタイプは散房花序,花は鮮紅色で丸弁,カップ咲,中香のやや大輪となる花壇向きの品種である。樹形は直立性,株立はやや叢生,樹高は高である。とげの形はつり針形,長さはやや短,基部の幅はやや狭,色はその他,数は枝基部及び枝中央部は極多,花柄は無である。小葉全体の形は楕円形,小葉の枚数は少,本葉の長さは中,幅はやや狭である。新葉の色は緑褐,光沢はやや強,本葉の色は緑,光沢は強,厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序,蕾の形は卵形である。花形はカップ咲,花径はやや大,高さは中,花弁表面の色は鮮紅(JHS カラーチャート0107),裏面の色は明紫赤(同9706)である。花色の移行性は無,花弁のタイプは丸弁,全体の形は狭楕円形,厚さ及び硬さは中,数は40~59,一茎の花数は2~5,花の香りは中である。枝の長さは短,太さはやや細,新しょうの色及び開花枝の色は緑褐,開花時期は中である。ハマナスと比較して,とげの形がつり針形であること,花形がカップ咲であること,花弁表面の色が鮮紅であること,花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に育成者の所属する京成バラ園芸株式会社の温室(千葉県八千代市)において,ハマナスに無名実生種を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「スカーレット ルゴサ」であった。 |
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