スカーレットバッド【スカーレットバッド】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10231号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | いぬまき | |
登録品種の名称及びその読み | スカーレットバッド よみ:スカーレットバッド |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 和田道夫、川尻幸、矢野皆男、中村和浩 | |
品種登録者の住所 | 鹿児島県肝属郡串良町有里8250番地2、鹿児島県鹿屋市札元2丁目3727番地2、鹿児島県肝属郡串良町岡崎2616番地1、鹿児島県曽於郡末吉町諏訪方1283番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中村和浩、和田道夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、在来のいぬまきの枝変わりであり、樹形は分幹状となる庭園向きの品種である。樹形は分幹状、冠形は半球体、高さは低木である。通直性は直、完満性は中間、真円 性は正円、心材及び辺材の色は淡黄(JHS カラーチャート2503)、樹皮の色は浅赤茶(同 1015)、き裂紋様は荒波である。枝の太さは細、長さ、着生角度及び枝付き密度は中、 新梢の色は鮮紫ピンク(同9505)、2年枝の色は濃黄緑(同3507)である。葉の全形は 皮針形、先端の形は鋭尖頭、断面の形は偏平、基部の形は鋭形、長さは短、幅は中、新 梢の葉色は明赤紫(同9506)、斑の発生位置は無である。性別は雄、雄花の色は淡黄(同 2503)である。生長性は遅、発根性及び自然落枝性は中である。在来いぬまきと比較して、樹形が分幹状であること、新梢の色が鮮紫ピンクであるこ と、新梢の葉色が明赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和50年に育成者の庭園(鹿児島県曽於郡末吉町)において、在来のいぬまきの中から枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- スカーレットバッドのページへのリンク