ジオラルドの従姉妹と夫と気苦労が絶えない魔法使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/28 07:15 UTC 版)
「ちょーシリーズ」の記事における「ジオラルドの従姉妹と夫と気苦労が絶えない魔法使い」の解説
ジオラルドの母国、トードリア国の若き女王とその夫。及び薄幸の魔法使い。 リブロ・ゼロネーム(リブロ) 声 - 緒方恵美 ジオラルドのいとこ。代々宰相を務めるゼロネーム家の出身。過去にあった父親との辛い出来事から国を変えたいと思うようになり、その結果タロットワークを利用してジオラルドに魔法をかけて追放するなど、彼から王位を簒奪するような行動を起こす。長い黒髪と黒曜石を割った所の様な黒い瞳が特徴。非常に強く厳しい性格。 後にジオラルドから正式に王位を譲られ、トードリアの女王となる(戴冠後は苗字の後に国名・トードリアがつく)。戴冠後もジオラルドやダイヤモンドと交友関係にある。ダイヤモンドとは「お姉さま」と呼ばれるほど仲が良い。また、第2部では夫婦の橋渡し役の1人。 政治の手腕はかなりの物で、ジオラルドに「僕よりもずっと向いている」と言わしめるほど。 ライー・フェレンナハイド(ライー) 声 - 小野坂昌也 学者にして元ゼロネーム家の諜報員。冬の空のような灰色の目と茶色の髪が特徴の、飄々とした掴めない人物。丸眼鏡をかけている。とある事情で家を出された少女時代のリブロに出会ったことが、運命を変えた。当時はザムト(13番目を表す古い名詞)という名前の暗殺者だったが、後に関係者を殺害し廃業。数年後ゼロネーム家の諜報員になり、リブロとは恋仲にもなったが、王位を望むリブロの助けとなるべく見聞を広めてこようと、10年前にその職を辞して旅立った。 第1巻のトードリアの王位争いの際、10年前の約束を果たしリブロと結婚、トードリアの宰相となる。10年越しで結婚したリブロとはあつあつ。 第2部ではサファイヤに「タヌキジジイ」呼ばわりされるなど、切れ者の宰相である。 ベルトリード(ベル) ライーとリブロの子。三つ子たちとは仲がよかったが第2部ではまったく登場しない。伸ばした髪を魔よけの魔法文字を記したリボンでまとめている描写があるが、性別は不明。 かつてジオラルドが持っていた「王家の鍵」と呼ばれる鍵を、時にリブロの所から勝手に持ち出して城を探検している。 サリタ・タロットワーク(サリタ) 声 - 北沢洋 リブロ・ゼロネームに仕えるタロットワーク一族の魔法使い。一族の中でも特に特性を発する者が少ない古代魔法の使い手。ジオラルドとは親友。黒髪黒目で白に近い色の肌をして、儚い雰囲気をもった美形だが、ジオラルドに食事の心配をされる程やせ細った体つきをしている(イラスト担当の宮城も「彼のイメージは清貧」と評する)。 第1巻の騒動後、スマートの弟子としてラボトロームに身を寄せている。魔法で肌や髪の色を変え、アガット・スノーサハラの偽名を用いてメイドリーン邸に潜入したこともある。 後に、友人らの生きる世界を救うため魔王となる。
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