シリーズ名としての Microsoft Defender
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 14:44 UTC 版)
「Microsoft Defender ウイルス対策」の記事における「シリーズ名としての Microsoft Defender」の解説
下記のものを含んでいる。 名称概要Microsoft Defender Antivirus マルウェア対策ソフト。Microsoft Defender Offline Scan (CD/DVDやUSBフラッシュドライブにマルウェア駆除用のシステムをインストールしマルウェアを駆除する機能) も含まれる。 Microsoft Defender Firewall パーソナルファイアウォール Microsoft Defender SmartScreen 悪意のあるサイトにアクセスすることや、そこから悪意のあるファイルをダウンロードすることを防止する。 Microsoft Defender Application Guard Microsoft Edge または Internet Explorer で信頼されていないサイトにアクセスすると、隔離された Hyper-V 対応コンテナでサイトを開く。 Microsoft Defender Exploit Guard エクスプロイト保護 DEP、ASLR、SEHOP (Structured Exception Handling Overwrite Protection、構造化例外処理の上書き保護)。EMETの後続。 ASR (Attack Surface Reduction、攻撃表面の縮小) Office ベースやスクリプトベース、電子メールベースの脅威をブロックし、マシンにマルウェアが侵入することを防止する。 ネットワーク保護 Microsoft Defender SmartScreen を使って、デバイスから信頼されていないホストへのアウトバウンド通信を遮断する。 フォルダアクセスの制御 信頼されていないプロセスによる、保護されたフォルダへのアクセスを遮断する。ランサムウェア対策。 Windows Defender Application Control Windows 上で実行を許可するドライバやアプリケーションを制御する。以前は CCI (Configurable Code Integrity) という名称であった。また、Device Guard もこの Application Control に統合された。 Windows Defender Credential Guard Active Directory の資格情報を管理するセキュリティ認証サブシステム (Local Security Authority Subsystem Service; LSASS) をVSM側で実行し、さらに暗号化鍵をTPM(ない場合はUEFI)で保護することで、Windows の特権が攻撃者に取られても、Pass-the-Hash 攻撃などで資格情報が窃取されないようにする。 Microsoft Defender for Endpoint EDR (Endpoint Detection and Response) および脆弱性管理の機能を持つ。以前は Microsoft Defender ATP という名称であった。Microsoft 365 E5 に含まれる。 Windows Defender System Guard Winodws 起動時のシステムの整合性を維持する。 Microsoft Defender Application Guard for Office 信頼できないファイルが信頼できるリソースにアクセスすることを防止する。Microsoft 365 E5 に含まれる。
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