シュウエン

デジタル大辞泉

しゅう‐えん〔シウ‐〕【周延】

読み方：しゅうえん

形式論理学で、命題がそこに含まれる概念の外延全部に主張されていること。例えば、「すべての人は動物である」において、「人」は周延されているが「動物」は周延されていない。また、「すべての人は植物ではない」においては、「人」も「植物」も周延されている。周布。拡充。

しゅう‐えん〔シウ‐〕【周縁】

読み方：しゅうえん

もののまわり。ふち。「大都会の—部」

しゅう‐えん〔シウヱン〕【就園】

読み方：しゅうえん

［名］(スル)幼稚園に入って教育を受けること。「—率」

しゅうえん〔シウヱン〕【秋苑】

読み方：しゅうえん

水原秋桜子の第3句集。昭和10年（1935）刊行。

しゅう‐えん【終演】

読み方：しゅうえん

［名］(スル)演劇や演奏などで、その回またはその日の上演が終わりになること。はね。「午後九時に—する」⇔開演。

しゅう‐えん【終^×焉】

読み方：しゅうえん

生命が終わること。死を迎えること。また、その時。臨終。最期。末期(まつご)。比喩的にも用いる。「—の地」「近代の—」

[補説] 書名別項。→終焉

しゅうえん【終焉】

読み方：しゅうえん

幸田文による随筆。昭和22年（1947）「文学」誌に発表。父である幸田露伴の看取りを描いた作品。

しゅう‐えん〔‐ヱン〕【衆怨】

読み方：しゅうえん

多くの人々のうらみ。

「—の帰する所独君主一人の身に止ればなり」〈津田真道訳・泰西国法論〉

難読語辞典

終焉

読み方：シュウエン（ｓｈｕｕｅｎ）

命の終わろうとすること

季語・季題辞典

秋園

読み方：シュウエン（ｓｈｕｕｅｎ）

秋の色に粧われた公園や庭園

季節 秋

分類 地理

秋燕

読み方：アキツバメ（ａｋｉｔｓｕｂａｍｅ），　シュウエン（ｓｈｕｕｅｎ）

秋社に帰る燕

季節 秋

分類 動物

秋苑

読み方：シュウエン（ｓｈｕｕｅｎ）

秋の色に粧われた公園や庭園

季節 秋

分類 地理

近代文学作品名辞典

秋燕

読み方：シュウエン（ｓｈｕｕｅｎ）

作者 五十嵐播水

初出 昭和55年

ジャンル 句集