ザ・タイガース 2013
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:58 UTC 版)
「加橋かつみ」の記事における「ザ・タイガース 2013」の解説
2013年12月前期のオリジナルメンバーによるツアーが行われた。12月3日 日本武道館、12月27日 東京ドーム、12月10日 福岡サンパレス、12月13日 名古屋センチュリーホール、12月17日 大阪京セラドーム、12月18日 長崎ブリックホール、12月20日 仙台サンプラザ、12月22日 札幌ニトリ文化ホールでの8公演。 バックバンドは使わず5人のメンバーによる演奏。2013年1月6日の正月ライブで沢田研二が、ステージからファンに向けてタイガース再結成を公表。4日後の1月10日に五反田のライブハウスロッキーでおこなわれた加橋のライブに森本太郎が来場。森本が加橋のギターを借りて「ルート66」を歌唱、会場のリクエストに応えて森本曰く「ナンバ一番」以来となる二人による「Because」のデュエットがおこなわれた。2013年5月のライブにも森本は来場し「青い鳥」「ルート66」を歌唱している。加橋はこのツアーでグループの衣装を担当し、ザ・タイガース全盛期を彷彿させる衣装でファンを喜ばせた。 ツアーのステージでは、タイガース時代のヒット曲だけでなく、ビージーズ、ローリングストーンズ、ビートルズ等、かつて彼らがコピーした楽曲が演奏され、メンバー其々がMCを行い、ボーカルを担当した。アルバム『ヒューマン・ルネッサンス』の中からは「生命のカンタータ」「忘れかけた子守唄」が演奏されファンを感動させた。 加橋が初めてリードボーカルを担当し、ザ・タイガース最大のヒット曲となった「花の首飾り」が演奏された際、加橋の歌唱が始まると、会場のファンから拍手が贈られた。東京ドームでの最終公演には、岸部シローが車いすで登場し、ビートルズの「イエスタデイ」を歌唱。アンコールでは、かつてGSの頂点へと駆け上がった時代の「タイガースのテーマ」、加橋が脱退し、岸部シローが代わって参加した過渡期に発売された「美しき愛の掟」、加橋がザ・タイガースとして再びステージに立った1982タイガース同窓会のヒット曲「色つきの女でいてくれよ」が演奏され、ザ・タイガースの歴史を辿るような構成となった。最終の東京ドーム公演は、2014年1月24日NHK BSプレミアムで放送された。この東京ドーム公演の様子は、DVDに収められ発売されている。 参加メンバー 加橋かつみ(リードギター/ボーカル) 沢田研二(ボーカル) 岸部一徳(ベース) 森本太郎(リズムギター) 瞳みのる(ドラム) 岸部シロー(ボーカル)※12月27日のみゲスト参加
※この「ザ・タイガース 2013」の解説は、「加橋かつみ」の解説の一部です。
「ザ・タイガース 2013」を含む「加橋かつみ」の記事については、「加橋かつみ」の概要を参照ください。
- ザ・タイガース 2013のページへのリンク