サンピエトロ‐ひろば【サンピエトロ広場】
サン・ピエトロ広場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 01:14 UTC 版)
サン・ピエトロ広場(サンピエトロひろば、イタリア語:Piazza San Pietro)は、バチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂の正面にある楕円形の広場。ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの設計により、1656-67年に建設された。4列のドーリア式円柱による列柱廊と140体の聖人像に囲まれた広場の中央にオベリスクが立つ。
- 1 サン・ピエトロ広場とは
- 2 サン・ピエトロ広場の概要
サン・ピエトロ広場
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「サン・ピエトロ大聖堂」の記事における「サン・ピエトロ広場」の解説
広場は楕円形と台形が組み合わさったコロネードに囲まれ、中央には高さ25.5mのオベリスクがある。このオベリスクはカリグラ帝の戦車競技場にあったもので、旧パジリカ時代には大聖堂の横に立っていたが、1686年に現在の場所へ移された。。コロネードの湾曲部分は「楕円」と言われるが、実際はそれぞれの中心がもう一方の円周上にある2つの正円である。各中心には円盤の目印があり、ここから眺めると4列の柱が重なって1本に見える。柱の総数はドーリス式円柱が240本、ピラスター(角柱)が88本。そして高さ3.2mの聖人像144体がある。楕円中心部には2つの噴水があり、右側はカルノ・マデルノ(1613年)、左側はカルロ・フォンターナ(1677年)の作である。19世紀中ごろ、聖ペテロと聖パウロの像は、15世紀の彫刻から現在のものへと置き換えられた。
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「サンピエトロ広場」の例文・使い方・用例・文例
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