サン＝サーンス
【英】：Saint-Saens, Camille
作曲家としてのみならず、文筆家としても多岐にわたる文章を発表していたサン=サーンスは、幅広い分野に対して鋭い興味と洞察力を持っていた。幼い頃からピアノやオルガン演奏では神童と絶賛され各地を演奏して回り、パリ音楽院では演奏、作曲において輝かしい成績を修め、卒業後はオルガニストの職を得る。20代の彼はヴィルトゥオーゾとして絶大な名声を獲得し、ワーグナーにいち早く注目したり当事あまり認められていなかったシューマンを演奏し続けたり、音楽文化に対する独自の見識を実践していた。
一度サンーサーンスが教鞭をとった時の生徒に、フォーレがおり、フォーレとはその後も師弟の関係を超えて深い親交が続いた。そしてビュシーヌ、フランクらとともに国民音楽協会を設立し、フランスの作曲家による新しい音楽の奨励という目的のために、重要かつ練り込んだプログラムの演奏会を行うようになった。
6つのバガテル／Six bagatelles Op.3／1855[20'0"]
イタリアの思い出／Souvenir d'Italie Op.80／1887[7'50"]
夕べの鐘／Les cloches du soir Op.85／1889[2'40"]
主題と変奏／Thème varié Op.97／1894[7'0"]
イスマイリアの思い出／Souvenir d'Ismaïlia Op.100／1895[6'10"]
かわいいワルツ／Valse mignonne Op.104／1896[2'30"]
のんきなワルツ／Valse nonchalante Op.110／1898[3'10"]
物憂げなワルツ／Valse langoureuse Op.120／1903[4'40"]
愉快なワルツ／Valse gaie Op.139／1913[4'50"]
6つのフーガ／Six fugues Op.161／1920[20'30"]
マズルカ 第1番 ト短調／Mazurka No. 1 Op.21／1862[3'0"]
マズルカ 第2番 ト短調／Mazurka No. 2 Op.24／1871[4'0"]
ガヴォット／Gavotte Op.23／1871[3'0"]
6つのエチュード／Six études Op.52／1877
メヌエットとワルツ／Menuet et valse Op.56／1878[12'0"]
マズルカ 第3番 ロ短調／Mazurka No. 3 Op.66／1882[4'50"]
アルバム／Album Op.72／1884[22'50"]
小二重奏曲／Duettino Op.11／1866[7'0"]
バラード／Ballade Op.59／1880[4'20"]
アルバムのページ／Feuillets d'album Op.81／1887[2'50"]
速歩／Pas redoublé Op.86／1887[3'10"]
子守歌／Berceuse Op.105／1896[3'20"]
連合国行進曲／Marche interalliée Op.155／1918[4'50"]
二重奏曲集／Duos Op.8bis／1898
ポロネーズ ヘ短調／Polonaise Op.77／1886[10'0"]
スケルツォ／Scherzo Op.87／1889[10'30"]
アラビア奇想曲／Caprice arabe Op.96／1884[7'20"]
英雄的奇想曲／Caprice héroïque Op.106／1898[9'20"]
英雄的行進曲／Marche heroique Op.34／1871
死の舞踏／Danse macabre Op.40／1874
アレグロ・アパッショナート／Allegro appassionato Op.70／1884[3'50"]
オーヴェルニュ狂詩曲／Rapsodie d'Auvergne Op.73／1884[8'30"]
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