サラトガ撃破とは? わかりやすく解説

サラトガ撃破

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/19 10:03 UTC 版)

伊号第六潜水艦」の記事における「サラトガ撃破」の解説

太平洋戦争開戦時には第六艦隊第2潜水戦隊第8潜水隊所属1941年11月16日伊6横須賀出港真珠湾攻撃ではモロカイ島北方海域配備された。9日0840、カウアイ海峡で、北東20ノット航行中レキシントン級空母重巡2隻、駆逐艦若干からなる機動部隊視認する。同日オアフ島南方沖に移動するよう命令を受ける。その後魚雷検査中の事故により魚雷員1名が負傷し魚雷発射管1基が故障する27日負傷していた魚雷員が敗血症により死亡し水葬付した1942年1月9日伊18発見した米空母レキシントン捜索向かいその後ジョンストン島北東沖合移動する。翌10日、5回ほど米軍機哨戒機発見11日1841、ジョンストン島北東270地点付近浮上して哨戒中、米駆逐艦1隻を発見して急速潜航する。まもなく、レキシントン級空母1、重巡1、駆逐艦若干で、南東航行中機動部隊発見する。これは、空母エンタープライズ合流するべく、15ノット航行中米空母サラトガはじめとする14任務部隊だった。伊6は4200mの距離から、3本魚雷を3秒間隔で発射。うち1本がサラトガ左舷中央部命中命中によりボイラー室3つ満水となり、機関兵6名が戦死した命中直後サラトガは一旦急速に右舷傾き次いで左舷に傾いた。サラトガ浸水量は1100トンとされた。7分後、護衛駆逐艦爆雷攻撃を行うが、伊6深度100mまで潜航してこれを回避する伊6では2回の大きな爆発音続いて断続的に小さな爆発音聴取。これは船体破壊であろう判断した2200伊6浮上しレキシントン級空母1隻を撃沈した報告した実際には、サラトガ16ノット真珠湾へと戻り修理のため6ヶ月戦線離れた12日哨戒海域離れた伊6は、22日クェゼリン到着。この時、燃料残量800リットルであった24日クェゼリン出港し2月2日横須賀到着して整備を受ける。

※この「サラトガ撃破」の解説は、「伊号第六潜水艦」の解説の一部です。
「サラトガ撃破」を含む「伊号第六潜水艦」の記事については、「伊号第六潜水艦」の概要を参照ください。

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