サベッジシティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 14:45 UTC 版)
「バットマン: ゼロイヤー」の記事における「サベッジシティ」の解説
「サベッジシティ」と題された最終第3幕ではリドラーの支配から街を救おうとするブルースの行動が描かれる。バットスーツ(英語版)を脱いだ後に気絶したブルース・ウェインがデュークという少年の自宅で目覚めるところから始まる。少年は現在のゴッサムがリドラーの支配下にあることをブルースに伝える。アルフレッドはかつての活動拠点であった犯罪通り(ブルースの両親が殺された場所)の屋敷の秘密の地下通路からウェイン邸に戻るようにブルースに言う。一方で軍はゴードンによるゴッサムの治安回復を手伝わせるために少数の特殊部隊兵を派遣する。リドラーは毎日ジャンボトロンを使って自分の望みは好敵手の登場であることゴッサムの人々に伝える。リドラーは屋上にいるゴードンと兵を止めるためにドローンを飛ばし、さらに建物ごと破壊しようとするが、バットマンによって阻止される。バットマン、ゴードン、フォックス、兵たちはリドラーを倒すための計画を立て始める。翌日、リドラーは画面に再び現れ、「ゼロイヤー」をゴッサム市民に捧げると言う。そこへ新しい衣裳を着たバットマンがバイクで現れ、リドラーの挑戦を受けると言い、そうして時間を稼いでいる間にフォックスはリドラーの居場所の特定を試みる。リドラーはバットマンをライオンの穴に落とす。バットマンはライオンと戦って倒し、その間にフォックスはリドラーの隠れ場所の特定に成功する。バットマン、ゴードン、フォックスはリドラーへの攻撃に移るが、罠に嵌ってしまう。フォックスは負傷し、バットマンに助けられる。バットマンがリドラーを発見して最後のゲームに挑んでいる頃、特殊部隊兵のコードが送信されてゴッサムに爆撃機を呼び寄せられる。リドラーはバットマンにナゾナゾを出し、正解すれば一歩ずつ自身に近づけるというゲームを仕掛ける。ゴードンとフォックスは爆撃機にゴッサムの攻撃を止めさせる作戦を思いつく。バットマンはゲームを中断させ、リドラーに掴みかかる。ゴードンはバットシグナル(英語版)を出して爆撃を中断させる。リドラーはゴッサムを救うにはバットマンに心臓と電極を繋いで街の電源を復旧させなければならないと言う。バットマンはリドラーの言う通りに電極を心臓に繋ぎ、ゴッサムの電気を復旧する。1ヶ月後、ゴッサムは復興し、リドラーはアーカム・アサイラムへと入れられる。ブルースが元恋人のジュリア・マディソン(英語版)の訪問を受けるとアルフレッドは彼にブルース・ウェインとして普通の生活を送るか、バットマンとしてゴッサムを護るか選択を迫る。ブルースが後者を選ぶとアルフレッドはジュリアに「彼は先約がある」と告げ、バットマンが夜の街へ現れる。
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