サケ科魚類の赤血球封入体症候群ウイルス [Erythrocytic inclusion body syndrome viruses (EIBSV) of salmonids]
原因ウイルスはトガウイルスに類似したRNAウイルスで、大きさは直径約77nmで、エンベロープとよばれる外被をもっているが、まだ分類が確定していない。低水温の淡水や海水中では比較的安定である。感染した魚でも水温が16℃以上では回復して、このウイルスに対する免疫ができるようになるといわれている。このウイルス病を防除するには種卵についての徹底的なウイルスの検出と養殖施設や用水の消毒が不可欠である。
サケ科魚類の赤血球封入体症候群ウイルスと同じ種類の言葉
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