サイバトロンのデバスター対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 03:53 UTC 版)
「ビルドロン」の記事における「サイバトロンのデバスター対策」の解説
合体兵士デバスターの強大な力は、サイバトロンにとって非常に脅威であった。そのため、デバスター攻略のために次のような対策が取られる。 超デバスター級 合体戦士の開発 デバスターを超える合体戦士の開発はそれを運用するための要塞の建造とセットになった「スクランブルシティ計画」として進められる。 これによって誕生したのが、スペリオンに合体するエアーボット部隊。ガーディアンに合体するプロテクトボット部隊である。 特にエアーボット部隊はサイバトロンに不足していた航空戦力の補強も兼ねている。 一方、デストロンもこれに対抗すべくメナゾールに合体するスタントロン部隊、ブルーティカスに合体するコンバットロン部隊を開発する。 しかし、これはOVA『スクランブルシティ発動編』での描写で、テレビシリーズとは設定が大きく異なっている。 デバスター無力化 デバスター対策を「倒す」以外の方向性から模索したもの。サイバトロン派の地球人の一人であるチップ・チェイスは第49話(英語版では第40話)「デバスターを倒せ!/The Core」で、ビルドロンを洗脳する装置「ドミネイターディスク」を作成する。ビルドロンをサイバトロン側につけようと試み、一時的ではあるがビルドロンはサイバトロンの仲間となる。ビルドロンがサイバトロンに洗脳されたことに対し、メガトロンはより強力なコントロール装置「電子ディストラクター」を使い、ビルドロンをコントロールするという対策をとる。 デバスターは、電子ディストラクターとドミネイターディスクのコントロールに耐え切れず、最後には発狂する。 合体中の攻撃 第28話(英語版では第35話)「ダイノボットの逃亡 PART I」で、ダイノボットが行う戦術。高い飛行能力を持つスワープがデバスター本体を牽制しつつ、最後に合体するスカベンジャーを狙って、残りのメンバーが一斉突撃をかけることによって合体を阻止する。 『ザ・ムービー』では、フレンジーとランブルが合体中にハンマーアームで衝撃を与えて合体を阻止する。 『2010』では、第14話(英語版では第17話)「音楽惑星への挑戦/Carnage in C-Minor」で、パーセプターが狙撃を行って合体を阻止する。合体直後にもデバスターはブロードサイドに押し潰されたために敗北する。 トランスフィクサトロン光線の逆用 第65話(英語版では第42話)「トランスフォームをとめろ!/The Autobot Run」で、ビルドロンが製作したトランスフォーム能力を封じるトランスフィクサトロン光線をホイルジャックが利用することを思い立つ。 トランスフィクサトロン光線をデバスターに照射すると合体は解除され、元のビルドロン部隊に戻る。
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