コーラリアン関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 00:06 UTC 版)
「交響詩篇エウレカセブン」の記事における「コーラリアン関連」の解説
コーラリアン 星に住まう謎の生命体。 作品序盤、サウスアイレス上空に出現した巨大な雲「クテ級コーラリアン」のことを指す。ホランドがこの名で呼んだのが初出となり、以降物語の鍵を握っていく存在となる。 漫画版では突然変異生物である描写がなされている。クテ級コーラリアン 巨大な雲状の存在。“空”中に“停”止していることから「クテ級」と呼称される。 トラパーが濃いため接近は困難。周囲ではレーザーが曲がるなど異様な環境を作り出す。地上では深刻な災害が引き起こされる。コーラリアンのゾーンの中では悪夢のような体験をする。 抗体コーラリアン デューイによって大地に打ち込まれた地殻貫通弾オレンジで、初めてその姿が確認されたコーラリアンの一種。 スカブが甚大なダメージを受けると大量に出現し、人間の白血球や抗体と同じように防衛本能として活動する。クテ級を中心に大挙して出現、その一帯に存在する対象を無差別に攻撃することからその名前が付けられた。色や大きさ、形などは様々で、戦艦に比する大きさの個体から、人の顔と同程度の大きさの個体まで多岐にわたるが、いずれの個体も泳ぐように自在に空を舞い、大きな瞳を持つのが特徴。 攻撃方法としては、空間ごと切り取る攻撃(例えば住居の一角を球状に消失させるなど)が中心だが、大型の一個体などは口を開けるように身体を展開させ、そこから無数のレーザーのようなものを放つ攻撃も見せた。 その戦闘力は大型の一個体ならば軍の戦艦を多数撃沈できるほどであり、他の個体もKLFを容易に撃墜していたことから、その数と相まって非常に高いことが窺える。 しかしその一方で、アネモネの駆るジ・エンドやフォーメーション・ガグンドゥーラからのバハルックス・ウェルでは一掃されており、個々としては特別高い防御力を持ってはいない。 さらに、抗体コーラリアンが活動できるのは出現から1246秒の間だけであり、活動時間を過ぎると脆い石のように変化して活動を停止してしまう。 ヒト型コーラリアン 人類との対話と観察のために送り出された存在。サクヤとエウレカが対話目的、ゴンジイが観察目的で送り出された。 トラパー Transparent Light Particle(トランサパランス・ライト・パーティクル)の略であり、直訳すると透過性光粒子という意味の特殊粒子。 スカブ・コーラル 地表を覆うサンゴのような物質。単にスカブとも呼ばれる。 アゲハ構想 コーラリアン殲滅を目論む計画。発案者はアドロック・サーストン。 後にコーラリアンの意思を理解したアドロックは計画を撤回するが、彼の死後にデューイらに引き継がれる。
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