コントラ (ゲームボーイ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/25 00:14 UTC 版)
ジャンル | アクションシューティング |
---|---|
対応機種 | ゲームボーイ |
開発元 | コナミ開発三部 |
発売元 | ![]() ![]() ![]() |
プログラマー | 萩原徹 早野由香里 |
音楽 | 船内秀浩 |
美術 | 木村幸一 |
シリーズ | 魂斗羅シリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | 1メガビットロムカセット[1] |
発売日 | ![]() ![]() ![]() |
その他 | ![]() ![]() ![]() |
『コントラ』 (CONTRA) は、1991年1月8日にコナミから発売されたゲームボーイ用アクションゲーム。『魂斗羅』シリーズの1つ。
北米では『Operation C』(オペレーション・シー)、欧州では『Probotector』(プロボテクター)のタイトルで発売された。
概要
本作はタイトルが『コントラ』となっているが、アーケード『魂斗羅』(1987年)の移植作ではなく、『スーパー魂斗羅』(1988年)に続くオリジナル作品である。シリーズ作品の時系列としては『スーパー魂斗羅』と『魂斗羅スピリッツ』(1992年)の間にあたる。
ゲームボーイというハードスペックでは劣る機種でのリリースながら、ステージを駆け巡り迫り来る敵を次々と撃破していく従来のゲームデザインを実現している。基本的なゲーム操作やパワーアップ要素などは従来通りで、各武器に標準でボタンを押し続けることによるフルオート連射が可能となり、武器は敵を追尾するホーミングガンが追加され、レーザーガンは削除されている。なお、フルオート連射が標準装備という仕様はこれ以降のシリーズの多くで採用されることになった。1人プレイ専用のため、プレイヤーキャラクターはビルのみでランスは登場しない。
後に発売された『コナミGBコレクション VOL.1』(1997年)に収録されている。
ゲーム内容
システム
全5ステージの2Dアクションゲーム。奇数面はサイドビューで偶数面はトップビューとなる。シリーズで初めてステージセレクト機能を備えている。
武器
- マシンガン
- 初期装備。フルオート連射が可能。
- スプレッドガン
- 3方向に拡散する。2回取るとパワーアップし5方向に拡散するようになる。
- ファイアガン
- 炎の塊を放つ。敵に当たると拡散する。
- ホーミングガン
- 敵を追尾する3つの弾を発射する。
設定
ストーリー
2度に渡るエイリアンの侵略を退け、人類にようやく平和が訪れたかに見えた。しかし世界征服を目論む某超大国はエイリアンを復活させ、生物兵器として利用する計画を立て始めていた。その情報を掴んだ連邦軍の指令により、ビルは計画を阻止するため単身敵基地に乗り込むのだった。
ステージ構成
- AREA 1「軍港」
- サイドビューの横スクロール面。海に面した港のステージ。
- AREA 2「敵基地外部」
- トップビューの縦スクロール面。戦車などが登場する。
- AREA 3「山林地帯」
- サイドビューの横スクロール面。密林の中を進むステージ。
- AREA 4「敵基地内部」
- トップビューの縦スクロール面。エイリアン軍団が登場する。
- AREA 5「敵基地内部エイリアン研究所」
- サイドビューの横スクロール面。再びエイリアン軍団と戦うステージ。
登場キャラクター
ボスキャラクター
- AREA 1ボス - 小型ミサイル潜水艦「ノウエイ」
- AREA 2中ボス - 装甲車両「タッカー」
- AREA 2中ボス - 武装トラック「グーチー」
- AREA 2ボス - 大型装甲車両「カーギィ」
- AREA 3中ボス - カザート408
- AREA 3ボス - 反重力武装車カザート408
- AREA 4ボス - 旧生命実験用プラント「ギワーラ」
- AREA 5ボス - 護衛用2足歩行型兵器「ハヤノス614」
他機種版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
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1 | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
KCEジャパン トーセ |
コナミ | ロムカセット | ![]() ![]() |
- | |
2 | 魂斗羅 アニバーサリーコレクション |
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PlayStation 4 Xbox One Nintendo Switch PC(Steam) |
M2 | KDE | ダウンロード | - | - | 収録ソフトの一つ アップデートにより英語版(Operation C)が追加 |
スタッフ
- プログラマー:萩原徹、早野由香里
- グラフィック・デザイナー:木村幸一
- サウンド:船内秀浩
- スペシャル・サンクス:松田浩史、KUROKOTAI、FC CONTRA TEAM
評価
評価 | ||||||||||
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- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.76点(満30点)となっている[1]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「シンプルだけに純粋にアクションが楽しめるゲームだ」と紹介されている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.49 | 3.51 | 3.68 | 3.58 | 3.36 | 3.14 | 20.76 |
脚注
- ^ a b c d 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、130頁。
- ^ a b “コントラ まとめ [ゲームボーイ]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年2月11日閲覧。
- ^ Wahlgren, John (14 August 2009). “Operation C Review - GB”. Nintendo Life. Gamer Network. 19 September 2016閲覧。
外部リンク
「コントラ (ゲームボーイ)」の例文・使い方・用例・文例
- 印象的なコントラスト
- コントラリアン投資家はしばしば大胆な投資で利益を上げる。
- このレンズはシャープでコントラストの強い画像を生む。
- 自分の裁量で働きたいならば、インディペンデントコントラクターとして働くのは魅力的な選択だ。
- それはとてもコントラストが強い。
- その洋服は赤と白のコントラストが美しい。
- (写真用フィルム)のコントラストを増加させる行為
- くっきりした輪郭かコントラストで
- 手の持続時間の間どんなスーツも切り札として指定されないコントラクト・ブリッジのバージョン
- 明暗の間で、より強いコントラストを生み出すために(ネガ)の化学的に影響を受ける部分をより濃くまたは不透明にする
- コントラバスまたはダブルベースクラリネット
- (検査検体)から染みを除去して、コントラストを高める
- 脳のX線写真で、髄液をガス(通常酸素)に入れ替えることにより作られ、コントラストを改善している
- 薄暗いか、コントラストを欠く品質
- ブリッジのプレーヤーがコントラクトしようとしているトリックの数
- 最も高いビットは、ビットする人が行わなければならないトリックの数を設定するコントラクトになる
- 女性のコントラアルトとソプラノの中間の音域の歌声
- ビッドに勝ち、どのスーツを切り札にするかを宣言できるコントラクトブリッジのプレーヤー
- コントラルトの音域を持つ女性歌手
- ソプラノとコントラルトの中間の声を持つソプラノ
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