ゲームと宝箱とは? わかりやすく解説

ゲームと宝箱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/31 23:57 UTC 版)

宝箱」の記事における「ゲームと宝箱」の解説

宝箱ロールプレイングゲーム(RPG)(コンピュータRPG含む)にしばしば登場する中身は元々は自分所有していない有形物を指すことが多く内容は武防具から道具お金などである。 こういった宝箱テーブルトークRPG最初期『ダンジョンズ&ドラゴンズ』などに「財宝詰まったチェスト」などの形で登場して以降様々な作品中見出され記号化されたアイテムとして登場するが、主に「開いて中身取り出すべき対象」として描かれ宝箱自体入手可能な作品少ない。例外的には『ダンジョンマスター』でアイテムとして数種類登場持ち物の数が制限されている同ゲームにおいては、この箱の中に更に「入れられる物品の数」が設定されているため、持ち物制限以上に持ち運べるようになっているゲーム内では、一度開けた開いたままになる場合と、閉め直して一度開いた分からない場合がある。前述の『ダンジョンマスター』では更にプレーヤー自身自分持ち物収めるともできるが、持ち物制限があるゲーム中にはアイテム保管庫としての機能がある箱もゲーム内システムとして組み込まれている作品見られる中身に何も入っていないケースや、ミミックなどの名前でシェイプシフターモンスター宝箱の姿に化け無警戒冒険者をおびき寄せて餌食にするケースがある。 なおゲーム内ではマップ内に据え付けになっている(つまり家具などの扱い)ものと、敵対するモンスターなどを倒した際に「モンスター持ち物」として出てくる場合がある。 後者についてゲームによっては、宝箱として表示されているがその実としてモンスター性質上で説明されているものがあり、例えカラスのように光る財宝を見つけると集め習性があるとか、モンスター自身の体の一部財宝的な価値があるとかで、たとえば『ザナドゥ』では敵モンスターを倒すと宝箱が出るが、付属しているマニュアルに全登場モンスター解説仔細に記載されており、そのいくつかではモンスター性質宝箱中身である出現アイテムの関係が説明されている。 一方前者的なマップ据え付け宝箱では、『ドラゴンクエストシリーズ』など一部作品において街の民家の中などにこの宝箱据えつけられており、プレーヤーが「開けて中身持ち去る」ことも可能となっているものもみられ、『ウルティマ』ではそういう宝箱手を出す衛兵追い回されたり「徳」などを示す数値悪化したりする罰が課されるというゲームルールが存在するゲーム内ではこのように記号化された存在ではあるが、その一方で実際貴重品納められた箱(例え金庫など)が鍵によって内容物を守るように、宝箱には鍵が掛かっていることがルール化されているゲーム数多い。 また鍵だけではなく、これを無理にこじ開けようとする者に被害与える罠が仕掛けられているゲームもあり、例えば『ウィザードリィシリーズ』では、この宝箱開け専門家としてシーフ」や「ニンジャ」などのキャラクタークラス存在し、罠を鑑定する魔法まで設定されている。 なお同ゲーム中、罠には様々な種類があり、開けた途端に内容物諸共自爆するものや魔法によって強制的にプレーヤー移動させるものも登場する

※この「ゲームと宝箱」の解説は、「宝箱」の解説の一部です。
「ゲームと宝箱」を含む「宝箱」の記事については、「宝箱」の概要を参照ください。

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