ゲンケイ

デジタル大辞泉

げん‐けい【元型】

読み方：げんけい

《archetype》ユングの用語。集合的無意識の領域にあって、神話・伝説・夢などに、時代や地域を超えて繰り返し類似する像・象徴などを表出する心的構造。祖型。

げんけい【元慶】

読み方：げんけい

⇒がんぎょう（元慶）

げん‐けい【原型】

読み方：げんけい

１ もとの型。もとになる構造・構成をもつもの。「平城京の—は長安である」

２ 鋳物や彫刻作品などのもとになる型。土や石膏などで作る。「粘土で—を作る」

３ 洋裁で、服を作るときに基本となる平面製図のもとの型。

４ 動植物の、現存する諸種の類から抽象して、それらの根源とされる型。「ウマの—」

５ 心理学で、現象の背後にあって、その現象を発生させる根源的なもの。

げん‐けい【原形】

読み方：げんけい

もとのかたち。変化する前のかたち。「—に復する」「—を保つ」

げん‐けい【厳刑】

読み方：げんけい

きびしい刑罰。⇔寛刑。

げん‐けい【減刑】

読み方：げんけい

［名］(スル)

１ 刑罰を軽くすること。

２ 恩赦の一。刑の言い渡しを受けた者に対して、政令で罪または刑の種類を定めて刑を軽くし、または特定の者に対して刑や刑の執行を軽くすること。

げん‐けい【減軽】

読み方：げんけい

［名］(スル)

１ 重さや負担を減らして軽くすること。軽減。

２ 裁判所が刑を言い渡すときに刑を軽くすること。「酌量—」

げん‐けい【現形】

読み方：げんけい

現在のかたち・ありさま。

げん‐けい【現計】

読み方：げんけい

１ 現在高の計算。

２ ある時点における金銭・物品の、それまでの収支計算。

歴史民俗用語辞典

関契

読み方：ゲンケイ（ｇｅｎｋｅｉ），　カンケイ（ｋａｎｋｅｉ）

古代の律令に規定された割符の一種。