ゲリラ‐ごうう〔‐ガウウ〕【ゲリラ豪雨】
ゲリラ豪雨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/14 15:19 UTC 版)
ゲリラ豪雨(ゲリラごうう)は、集中豪雨の一種。正式な気象用語ではなく、突発的で天気予報による正確な予測が困難な局地的大雨[1]を、軍事用語のゲリラ(奇襲を多用する非正規部隊)に例えた表現で、従来から使用されていた驟雨(にわか雨)や集中豪雨、夕立といった言葉をマスメディアが代用する形となった。2008年には新語・流行語大賞トップ10に選出されている。局地豪雨、ゲリラ雨、ゲリラ雷雨などの呼び方もある。
注釈
- ^ 比較的古いものでは『NEWSゆう』 特集「都市部を襲うゲリラ豪雨(2007年7月13日時点のアーカイブ)」 2006年9月6日放送にその用法が見られる。
出典
- ^ “ゲリラ豪雨(ゲリラごうう)とは - コトバンク”. コトバンク. 2016年8月3日閲覧。
- ^ a b c “爆弾低気圧は“禁止語”ですか。”. YOMIURI ONLINE. (2013年2月19日). オリジナルの2015年1月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ “夕立と「ゲリラ豪雨」はどこが違う?”. 日本経済新聞 (2012年8月29日). 2015年6月25日閲覧。
- ^ “はれるんライブラリー 「ゲリラ豪雨」って何ですか?”. 気象庁. 2008年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月25日閲覧。
- ^ “局地的大雨から身を守るために―防災気象情報の活用の手引き―” (PDF). 気象庁 (2009年2月). 2016年8月3日閲覧。
- ^ “風水害の時代的変遷と防災気象情報の発展” (PDF). 日本気象学会 (2005年12月). 2015年6月25日閲覧。
- ^ a b “過去の主な東京都の気象災害(1995年~1999年)”. 東京管区気象台. 2011年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月10日閲覧。
- ^ 三上岳彦、大和広明、安藤晴夫、横山仁、山口隆子、市野美夏、秋山祐佳里、石井康一郎「東京都内における夏期の局地的大雨に関する研究」(PDF)『東京都環境科学研究所年報』第2005巻、2005年、33-42頁、ISSN 1343-3016、2020年7月16日閲覧。
- ^ “ユーキャン新語・流行語大賞2008 新語・流行語大賞”. 自由国民社. 2020年7月16日閲覧。
- ^ 山本孝興 (2017年7月24日). “短時間強雨の発生数、3割増 76年からの10年と比較”. 朝日新聞. オリジナルの2017年7月23日時点におけるアーカイブ。 2020年7月16日閲覧。
- ^ ゲリラ豪雨つかめ 気象庁、12年度めどに予報モデル 朝日新聞 2008年8月15日
- ^ ゲリラ豪雨への備え『日刊工業新聞』2017年6月19日(10面)2018年6月9日閲覧
- 1 ゲリラ豪雨とは
- 2 ゲリラ豪雨の概要
- 3 用語に対する批判意見
ゲリラ豪雨
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飛ばした物を天井のスプリンクラーに当てて放水させる。尚、スプリンクラーはオフィス内に複数あるが、どれに当てても炸裂したものとして扱われる。
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「ゲリラ豪雨」の例文・使い方・用例・文例
- 「ゲリラ豪雨」を再現する実験施設
- これにより研究員はいわゆる「ゲリラ豪雨」の研究が可能だ。
- 「ゲリラ豪雨」という言葉は,短時間の局地的な豪雨を表す。
- 結果として生じた雲はゲリラ豪雨を発生させ,特に都市部で過度の降雨が下水システムの処理能力を超えると洪水になる。
- 防災科研の主任研究員は「ゲリラ豪雨は短時間に大量の雨が降るだけでなく,雨滴が大きいことも特徴である。私たちは今までに経験したことのないような豪雨を再現し,土砂崩れや洪水の研究ができる。このことは,そのような災害を防ぐ対策を展開する助けになる。」と話した。
ゲリラ豪雨と同じ種類の言葉
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