ケイストクレ【ケイストクレ】(観賞樹)
登録番号 | 第12155号 | |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイストクレ よみ:ケイストクレ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 徳永和宏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「インテロルトロ」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は明橙色で半剣弁、カップ咲、かなり弱香の小輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立はやや叢生、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は中、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は灰緑、光沢は弱、本葉の色は濃緑、光沢は弱、厚さはやや薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は球形である。花形はカップ咲、花径は小、高さは低、花弁表面の色は明橙(JHS カラーチャート1305)、裏面の色は明橙(同1304)である。花色の移行性は有、移行後の花弁表面の色は淡ピンク(同0402)、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は60以上、一茎の花数は2~5、花の香りはかなり弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「タノグリュウ」と比較して、小葉全体の形が楕円形であること、花色の移行性が有ること等で、「インテロルトロ」と比較して、花弁表面の色が明橙であること、花色の移行性が有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に育成者の温室(広島県廿日市市)において、「インテロルトロ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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