グロブのキャリア発展:動物学から臨床心理分野への転換
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グロブは1971年にニュージーランドのカンタベリー大学で動物学の学位を修得した。当初は、獣医学の道を進む計画であったのだが、修士課程ではダニーデンのオタゴ大学で経営学を専攻した。その間、グロブの最初の妻、マリリンは子供の介護施設で特殊介護の必要な子供たちと青年の世話をした。その後、ダンニーディンで皮革製品工場を経営したが、1979年に救世軍と契約を結び、カリフォルニア州のサンタモニカに移住した。そこでは、グロブは彼の元々の関心に戻り観鯨 ツアーを率いた。 グロブ夫妻の離婚後、グロブは1982年にミネソタ州のウィノナ州立大学でカウンセリング心理学の修士号を修得した。グロブの初期の臨床経験は救世軍の成長障害のある個々人のためのプログラムのカウンセラーであったり、カリフォルニア州の結婚と家族のカウンセリング協会(英語版)(Association of Marriage and Family Therapists)でのトレーニングを含む。その後、グロブはカリフォルニア州のこの団体の中でコンサルティングも行うようになる。カウンセリングを通して、グロブの関心はますます患者がトラウマ体験(外傷的体験)を描写するのに用いる言葉に向けられ、グロブは自身のセミナーを開催する「セラピーのテクノロジー」という会社を設立する。グロブによると、子供が文法を学習する時期に学校を休学していたために、特に言葉の構成について熟知しようと決断した、とのことである。また、ミシガン州のアンアーバーのクリニックでカウンセリングを行い、米国中でセミナーを開催した。グロブはジェイ・ヘイリー(Jay Haley)とサルバドール・ミヌチン(英語版)(Salvador Minuchin, Structural Family Therapist)のもとでトレーニングを受けた。
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