クリスマスローズステークス

ウィキペディア

クリスマスローズステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/09/16 15:54 UTC 版)

クリスマスローズステークス
画像をアップロード
開催国	日本
主催者	日本中央競馬会
競馬場	中京競馬場
創設	2002年12月21日
2025年の情報
距離	芝1200m
格付け	オープン
賞金	1着賞金1600万円
出走条件	サラブレッド系2歳限定（国際）（特指）
負担重量	別定

クリスマスローズステークスは日本中央競馬会(JRA)が中京競馬場芝1200mで施行する中央競馬の競走である。競走名のクリスマスローズはキンポウゲ科のヘルレボルス・ニーゲルのことで、ヨーロッパや西アジアなどが原産で約20種類が分布する。草丈は20～30㎝で、花弁は小さくおしべに隠れるが、その分大きな5枚の萼（がく）がある。色は白色で桃色を帯びる。開花は12月～翌年4月に渡る。花言葉は「追憶」「私を慰めて」。

正式名称は、スポーツ報知杯クリスマスローズステークスである。「スポーツ報知」は、報知新聞社が発行するスポーツ紙で、同紙の中部版を発行している読売新聞中部支社より寄贈賞の提供を受けている。

概要

2002年に中山競馬場芝1200mの2歳馬限定のオープン特別として創設された。2020年から2024年は休止されていたが、2025年に中京競馬場にて「スポーツ報知杯クリスマスローズステークス」と改称し復活した。

2003年は降雪の影響で芝からダートに変更されて施行された。

本レースに勝利した重賞馬は存在するが、GI馬は存在しない。また2着馬などにも重賞馬はいるがGI馬は存在しない。

賞金は1着1600万円、2着640万円、3着400万円、4着240万円、5着160万円となっている。

歴代優勝馬

コース種別の記載がない距離は、芝コースを表す(2003年のみダート)。

施行日	競馬場	距離	条件	優勝馬	性齢	タイム	優勝騎手	管理調教師	馬主
2002年12月21日	中山	1200m	オープン	トーセンオリオン	牡2	1:10.1	二本柳壮	萩原清	島川隆哉
2003年12月27日				ウェディングバレー	牝2	1:12.0	柴田善臣	松山康久	荻原昭二
2004年12月25日				アイルラヴァゲイン	牡2	1:07.8	柴田善臣	手塚貴久	齊藤四方司
2005年12月24日				ダイワティグリス	牡2	1:09.8	柴田善臣	二ノ宮敬宇	大城敬三
2006年12月23日				アドマイヤホクト	牡2	1:08.0	横山典弘	古賀史生	近藤利一
2007年12月22日				ダイワマックスワン	牡2	1:09.0	武士沢友治	増沢末夫	大城敬三
2008年12月7日				スガノメダリスト	牡2	1:08.8	吉田隼人	大和田稔	菅原光博
2009年12月6日				エスカーダ	牡2	1:08.7	A.クラストゥス	高市圭二	山本武司
2010年12月5日				ラテアート	牝2	1:08.7	松岡正海	斎藤誠	（有）サンデーレーシング
2011年12月24日				レオンビスティー	牡2	1:08.3	石橋脩	矢作芳人	備前島敏子
2012年12月22日				モグモグパクパク	牡2	1:11.0	北村宏司	高橋祥泰	小田切有一
2013年12月21日				ネロ	牡2	1:09.5	内田博幸	森秀行	西山茂行
2014年12月27日				レンイングランド	牡2	1:08.9	松岡正海	矢作芳人	田畑勝彦
2015年12月26日				マレボプール	牡2	1:10.0	石川裕紀人	中川公成	（有）サンデーレーシング
2016年12月23日				マイネルバールマン	牡2	1:09.9	柴田大知	栗田博憲	（株）サラブレッドクラブ・ラフィアン
2017年12月24日				タイセイプライド	牡2	1:09.0	M.デムーロ	西村真幸	田中成奉
2018年12月22日				ディアンドル	牝2	1:08.5	O.マーフィー	奥村豊	（有）シルクレーシング
2019年12月21日				ケープコッド	牝2	1:08.9	R.ムーア	高柳瑞樹	ゴドルフィン
2025年12月20日	中京