キロシ47形「或る列車」用改造車とは? わかりやすく解説

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キロシ47形「或る列車」用改造車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:51 UTC 版)

国鉄キハ40系気動車 (2代)」の記事における「キロシ47形「或る列車」用改造車」の解説

詳細は「或る列車」を参照 2015年8月8日運行開始された「或る列車」に使用される車両で、2012年JR四国から譲渡され元徳運転所所属キハ47 176・1505(いずれも2011年4月30日廃車)を小倉総合車両センター改造したもので、形式車番それぞれキロシ47 9176・3505となり、キハ40系列で初めてシ(食堂車となった。なお、「キロシ」の形式記号国鉄時代通じても初の形式記号である。列車は9176が1号車、3505が2号車である。2両とも種車廃車車両であるため、2015年7月18日付で新製扱い車籍復活している。配置長崎支社長崎鉄道事業部佐世保車両センターで、同支社では2002年までに他地区転属して配置なくなって以来久々にキハ40系配置された。 世界的に著名な鉄道模型愛好家原信太郎製作した模型ベースに、原の次男原鉄道模型博物館館長である原健人監修のもと、水戸岡鋭治デザイン・設計担当している。改造費用は1両約3億円、2両計で約6億円で、JR九州社長青柳俊彦は「ななつ星とほぼ同じ」と、水戸岡は「ちょっとお金使いすぎてしまった」 と発言しており、「指宿のたまて箱」用の車両改装費用比べて高額となった車両前面列車種別表示器上に前照灯追加し乗降扉は各車2箇所から、キロシ47 9176は前位側に1箇所、キロシ47 3505は後位側1箇所変更し側面には車外スピーカー増設した。エンジンコマツ製SA6D125HE-1に換装され、クラッチ交換された。最高速度は95km/hのままで変更はない。そのほかの各車の改造内容以下のとおりキハ47 176 → キロシ47 9176 大分方1号車定員22人。トイレ撤去台車ペデスタル式軸箱案内に2列のコイルばねをもつ揺れ枕機構DT22・TR51改造しており、台車枕ばね減衰力制御付き可変減衰上下動ダンパを、車体4つ加速度センサー制御装置搭載し乗り心地改善している。 キハ47 1505 → キロシ47 3505 日田2号車定員18名。トイレ設置台車はDT44A形・TR227A形を改造したもので、キロシ47 9176とは形式異なっている。 キロシ47 3505 キロシ47 9176 キロシ47出入口 増設された発電専用エンジン

※この「キロシ47形「或る列車」用改造車」の解説は、「国鉄キハ40系気動車 (2代)」の解説の一部です。
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