キャリア・アンカー
キャリアアンカー
・キャリアアンカーとは、個人が自らのキャリアを選択する際、最も大切にし、他に譲ることのない価値観や欲求のことを指して言う。
・キャリアアンカーは、一度形成されると直ぐに変わりづらく、生涯に渡ってその人が重要な意思決定を行う際に影響を与え続けるとされている。
(アンカーは「碇」の英訳であり、停泊するときに船が碇をおろすように、キャリアアンカーも一度決まれば簡単に変わることがないことを表している)
・心理学者/エドガー・H・シャインが提唱するキャリアアンカーは、5つに分類されており、その分類は以下の通りである。
1.『管理能力』 ⇒組織の中で責任のある役割を担うことを望むこと
2.『技術・機能的能力』 ⇒自分の専門性が高まることを望むこと
3.『安全性』 ⇒1つの組織に長く属することを望むこと
4.『創造性』 ⇒新しいことを生み出すことを望むこと
5.『自律と独立』 ⇒自分で独立することを望むこと
・個人にとって、自らのキャリアアンカーを見極めることは、職業選択を行う際の欠かすことが出来ない重要な判断の基軸となる。また組織にとっても、従業員のキャリアアンカーを見極めることで、自社の研修体系の構築や異動・配置を行う際など様々な局面において役立てることが可能となる。
キャリア・アンカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 05:13 UTC 版)
キャリア・アンカーとは、アメリカ合衆国の組織心理学者エドガー・シャインによって提唱された概念。
ある人物が自らのキャリアを選択する際に、最も大切な(どうしても犠牲にしたくない)価値観や欲求のこと、また、周囲が変化しても自己の内面で不動なもののことをいう。
分類
シャインは主なキャリア・アンカーを「管理能力」「技術的・機能的能力」「安全性」「創造性」「自律と独立」「奉仕・社会献身」「純粋な挑戦」「ワーク・ライフバランス」の8つに分類した。
- 管理能力 - 組織の中で責任ある役割を担うこと(を望むこと)。
- 技術的・機能的能力 - 自分の専門性や技術が高まること(を望むこと)。
- 安全性 - 安定的に1つの組織に属すること(を望むこと)。
- 創造性 - クリエイティブに新しいことを生み出すこと(を望むこと)。
- 自律と独立 - 自分で独立すること(を望むこと)。
- 奉仕・社会献身 - 社会を良くしたり他人に奉仕したりすること(を望むこと)。
- 純粋な挑戦 - 解決困難な問題に挑戦すること(を望むこと)。
- ワーク・ライフバランス - 個人的な欲求と、家族と、仕事とのバランス調整をすること(を望むこと)。
関連項目
参考文献
- エドガー・シャイン 著、金井壽宏 訳『キャリア・アンカー 自分のほんとうの価値を発見しよう-』白桃書房、2003年。ISBN 9784561233855 。
「キャリア アンカー」の例文・使い方・用例・文例
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