カミロボとは? わかりやすく解説

Kami-Robo

(カミロボ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 01:52 UTC 版)

Kami-Robo(カミロボ)は、造型師の安居智博による、針金による人形の作品群および、それを用いた一人遊び。

概要

京都在住の造形師、安居智博が幼少期より続ける自身のライフワークであったカミロボ遊び。カミロボは厚紙と針金で作られた全長15cmほどの紙人形。2005年の展覧会での発表を皮切りに「Kami-Robo」として国内外で発表・活動を続ける。両手にカミロボを持って戦わせるカミロボプロレスは1982年[1]小学5年生から続けている[2]。カミロボプロレスをCCDカメラを用いて撮影するライブイベント「カミロボファイト」は映像作品として発表[3]しており、まるで本物のプロレスラーのようなリアルな攻防を繰り出す。カミロボの活動が国内外で評価され、2006年にニューズウィーク「世界が尊敬する日本人」に作者の安居智博が選出される。第11回・第12回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品[4][5]。小学生の時に開発したという関節部の針金の絞め方は、ファンの間で「安居締め」と呼ばれている[6]。プロデュースはクリエイティブ・ディレクター青木克憲。版権管理はバタフライ・ストローク・株式會社

活動

展覧会・イベント

  • 夢京橋あかり館 企画展「淡海の妖怪」(2022年・滋賀 夢京橋あかり館)
  • 100均グッズ改造ヒーロー大集合出版記念ミニ展覧会(2022年・大阪 カワチ画材心斎橋店内 画人画廊)
  • 安居智博作品展 紙のロボット「カミロボ」と日用品で作る人形たち(2021年・滋賀 愛荘町立愛知川びんてまりの館
  • 安居智博作品展「妄想リバーシブル大阪」(2021年・大阪 カワチ画材心斎橋店内 画人画廊)
  • 安居智博作品展「妄想リバーシブル」(2020年・京都 GALLERY DAIMON)
  • カミロボ×アトレ秋葉原(2019年・秋葉原アトレ1)
  • 安居智博作品展「プラズマ・マドロネック」(2018年・京都 GALLERY DAIMON)
  • 「MAX MASK MAN」安居智博 マスク展(2016年・東京 @btf
  • カミロボプロレス30周年展(2014年・@btf)
  • カミロボ本発売記念展(2011年・@btf)
  • Kami-Robo in Mexico CMLL(2011年・メキシコアレナ・コリセオ)
  • Kami-Robo Exposición(2010年・メキシコ国立自治大学付属チョッポ美術館)
  • カミロボ in 河合塾(2010年・河合塾美術研究所アートスペース NAF)
  • 「あつまれ★手作りヒーロー!!カミロボ」展(2010年・大阪府立大型児童館ビッグバン
  • 文化庁メディア芸術祭・シンガポール展 2008
  • 安居智博のカミロボ展(2008年・京都トランスポップギャラリー)
  • カミロボ in 京都国際マンガミュージアム(2008年・京都国際マンガミュージアム
  • DVD発売記念展(2007年・六本木ヒルズ・アートアンドデザインストア)
  • カミロボファイト in コミコン(2007年・サンディエゴコミコン
  • カミロボエキスポ in こむこむ(2007年・福島県こむこむ
  • カミロボファイト・魔王VSブルーキラー(2006年・表参道ヒルズ
  • Kami-Robo 六本木ヒルズアードアンドデザインストア展(2006年・六本木ヒルズ・アートアンドデザインストア)
  • Kami-Robo Expo '06(2006年・イギリスICA
  • カミロボエンタテインメントショー(2005年・後楽園ホール
  • 混沌から躍り出る星たち2005(2005年・スパイラルホール
  • Kami-Robo Expo 2005(2005年・パルコ渋谷・広島・名古屋)

ワークショップ

  • 2019年・長野県佐久市立近代美術館、アトレ秋葉原1
  • 2017年・長野県佐久市立近代美術館
  • 2015年・長野県佐久市立近代美術館
  • 2013年・長野県佐久市立近代美術館
  • 2012年・有明そらスタジオ
  • 2011年・長野県佐久市立近代美術館、佐久市子ども未来館、愛知県こども知財フォーラム、@btf
  • 2010年・大阪府立大型児童館ビッグバン
  • 2008年・トランスポップギャラリー
  • 2008年・京都国際マンガミュージアム
  • 2008年・イオンモール福岡
  • 2007年・福島県こむこむ
  • 2007年・nifty
  • 2006年・表参道ヒルズ

企画作品

  • JRA×カミロボコラボ「カミウマ」 (2021年)
  • ブルボンカミロボ (2018年)
  • カミロボこいのぼり(2016年・東京ミッドタウン ミッドパークギャラリー ~こいのぼりコレクション~)
  • Hokusai Kami-Robo(2014年・TOKYO DESIGNERS WEEK 北斎漫画インスパイア展)
  • ×カミロボ(2009年・2010年・2012年・2013年・2014年・2015年・2016年・JAGDA Kawara Exhibition)
  • コブラ (漫画)×カミロボ(2012年・日本繁昌 大展覧会)
  • 結城紬×カミロボ(2012年・ふれる、感じる 伝統工芸品展)
  • 紙獣(Kami-Ju)・ゴモラ(2009年・クアント)
  • ヤッターマン・劇場用プログラム ペーパークラフト(2009年)
  • アイアンマン×かんたんカミロボ(2008年)
  • ガチ☆ボーイ×かんたんカミロボ(2008年)
  • ROBO☆ROCK×かんたんカミロボ(2007年)

書籍

  • 100均グッズ改造ヒーロー大集合(2022年・平凡社
  • かんたん楽しいペーパークラフト 動かして遊べるカミロボ(2011年・ソシム)
  • カミロボオフィシャルハンドブック(2005年・ネコ・パブリッシング

DVD

テレビ出演

掲載

グッズ

  • ペーパーフィギュア(2009年・バタフライ・ストローク・株式會社)
  • フィギュア・ハイブリッドモデル(2005年・バンダイ
  • フィギュア・クイックイットモデル(2005年・バンダイ)
  • コレクションフィギュア(2005年・バンダイ)
  • ラバープレート(2005年・バンダイ)
  • ピンバッジ(2005年・バンダイ)
  • カミロボ缶・Tシャツ・フィギュア付(2005年・バンダイ)

脚注

  1. ^ カミロボとは
  2. ^ もはや極私的趣味を越えた!? 「カミロボ」の世界エキサイトニュース 2005年4月18日
  3. ^ カミロボファイターたちが勢揃い - DVD発売を記念した展覧会が東京で開催中マイナビニュース 2007年8月8日
  4. ^ 平成19年度[第11回]文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品
  5. ^ 平成20年度[第12回]文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品
  6. ^ プロレスラーの獣神サンダーライガーと対談時の安居智博の発言新日本プロレスリングウェブサイト 2011年4月15日

外部リンク


カミロボ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 05:19 UTC 版)

ギャグマンガ日和の登場キャラクター (創作系)」の記事における「カミロボ」の解説

穴郎(あなろう、すぐキレるロボット) 声:うえだゆうじ 女性キャスター潮干狩り世界大会出場したため、代わりとして派遣されロボット第1巻「カミロボ」では「見た目普通のロボット」として登場していたが、すぐ逆上する欠陥が見つかり次登場時名前が変更された。口癖は「クソが!」。 島(しま) 穴郎と一緒に帝都テレビニュース進行するアナウンサー生放送中に穴郎から暴行される。後の「かたむきクッキング」にて、料理番組司会実況務めている。 政治郎せいじろう政治家ロボット当選したが、後に有権者電波コントロールし投票させていたことが発覚した。しかし、「だるまに目を入れたから再選挙無効だ」という独自の理論を展開。

※この「カミロボ」の解説は、「ギャグマンガ日和の登場キャラクター (創作系)」の解説の一部です。
「カミロボ」を含む「ギャグマンガ日和の登場キャラクター (創作系)」の記事については、「ギャグマンガ日和の登場キャラクター (創作系)」の概要を参照ください。

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