カイマンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生活 > 皮革の種類 > カイマンの意味・解説 

パナマメガネカイマン(一般和名); カイマン

商業名:Central American Caiman
学名Caiman crocodilus fuscus

パナマメガネカイマンは、メガネカイマン比べ骨質部が少なく柔らかいところから、比較的広い範囲製品用いられています。
また近年では、鞣し仕上げ技術の向上により多様な仕上げも可能となり、ファッション合わせたソフトなマット仕上げの革も生産され腹部及び背部活かしたハンドバッグ小物類多くつくられています。
アメリカメキシコでは、このカイマンの背部凹凸(背鱗板)を活かしたカウボーイブーツ人気博してます。日本では脇腹サイド部分を、主に時計バンド用として使用してます。
生息地は、中央アメリカです。現在は、コロンビアベネズエラより養殖によるカイマンの皮・革が、アメリカ、ヨーロッパシンガポールタイ日本など広く輸出されています。

背ワニ

ワニの肚(腹)の部分割き頸部から背部凹凸(頸鱗板・背鱗板)を活かしたタイプの革です。

ワニ頭部取り除いた後頭部にあたるところに、“後頭鱗板”(こうとうりんばん)と呼ぶ隆起があり、続いて頸部に、“頸鱗板”(けいりんばん)と呼ぶ、特徴のある隆起あります。又、背の部分には、“背鱗板”(はいりんばん)と呼ばれる隆起あります業界では、“頸鱗板”(けいりんばん)をクラウン呼んでます。
天然の美しい造形であるクラウンと背鱗板が、背ワニ商品価値高めてます。


メガネカイマン(一般和名); カイマン

商業名:Spectacled Caiman
学名Caiman crocodilus

この種の皮は、全体骨質部が多く硬いため、利用されるのは、主に顎から脇腹部分です。ワニサイド、テンガサイドとして活用されています。
この部分丸み持った表情活かしベルト時計バンド印鑑ケースなどに使われています。
しかし、近年では鞣し仕上げ技術向上し、骨と呼ばれる硬い部分柔らかく仕上げることも出来様になり、その用途広がりつつあります
南米北部中部及び中米の、沼や河川広く生息してます。現在は、主にコロンビアベネズエラからアメリカ、ヨーロッパ日本など輸出されています。



このページでは「皮革の種類」からカイマンを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からカイマンを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からカイマン を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カイマン」の関連用語

カイマンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カイマンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
全日本爬虫類皮革産業協同組合全日本爬虫類皮革産業協同組合
Copyright 2024 ALL JAPAN ASSOCIATION OF REPTILES SKIN AND LEATHER. All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS