エンザン オベロン ジュレ【エンザン オベロン ジュレ】(草花類)
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登録番号 | 第11431号 |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | エンザン オベロン ジュレ よみ:エンザン オベロン ジュレ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 向山株式会社 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲州市塩山熊野275 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ランバノ サンタナ」に「チェリービレッジ」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルがピンク白の地色に紫ピンク色の条線が入る、リップは正三角形で黄白の地色に濃紅色の斑点及び楔が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面及び横断面の形は円形、高さは61~100㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は60~90度、葉の長さは30~45㎝、幅は21~30㎜、葉色は濃緑、葉数は10~12枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは6.1~9.0㎜、長さは30~50㎝、上部の色は赤褐、中部及び下部の色は淡緑である。咲き型は抱え咲き、花の横径は61~80㎜、縦径は41~60㎜、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は鋭形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲倒卵形、先端の形は不等切形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等切形である。リップ正面の形は正三角形、先端の形は微突形、周縁の反転は無、波打ちは中である。全体的な花色は桃系、花色はセパル及びペタルはピンク白(JHS カラーチャート9701)の地色に紫ピンク(同9703)の条線が入る、リップは黄白(同2502)の地色に濃紅(同0109)の斑点及び楔が入る。花の香りは無、開花期は冬である。「レディー ミニ エクボ」及び「ジュンティール・ルーネット」と比較して、セパル及びペタルに紫ピンクの条線が入ること、リップに斑点及び楔が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者の温室(山梨県塩山市)において、「ランバノ サンタナ」に「チェリービレッジ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「エンザン オベロン ミ・アモール」であった。 |
「エンザン オベロン ジュレ」の例文・使い方・用例・文例
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