エンザン カスプ アミール【エンザン カスプ アミール】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7607号 |
登録年月日 | 1999年 11月 30日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | エンザン カスプ アミール よみ:エンザン カスプ アミール |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社向山蘭園 | |
品種登録者の住所 | 山梨県塩山市熊野274番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ラブリー ラビット」に「シルバン フェアー」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルがピンク白の地色に穏紫ピンク色のぼかしが入り,リップは正三角形でピンク白の地色に穏紫ピンク色のぼかしが入る中型種である。草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は広線形,横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は31~50㎜である。葉の全体の形は広線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は60~75゜,先端の角度は30~60゜,葉の長さは45~75㎝,幅は21~30㎜,葉色は緑,葉数は10~12枚である。1花茎の花数は11~20,花茎の太さは9.1~12㎜,長さは50~80㎝,色は淡緑である。咲き型は抱え咲き,花の横径及び縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は倒広卵形,先端の形は不等微突形,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は正三角形,先端の形は微突形,周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は桃系,花色はセパル及びペタルはピンク白(JHS カラーチャート9701)の地色に穏紫ピンク(同9511)のぼかし,リップはピンク白(同9701)の地色に穏紫ピンク(同9511)のぼかしが覆輪状に入る。花の香りは無,開花期は冬である。「シルバン スター ’トキメキ’」と比較して,ドーサル・セパルの正面の形が長楕円形であること,リップ正面の形が正三角形であること,セパル及びペタルに穏紫ピンク色のぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に出願者の温室(山梨県塩山市)において,「ラブリー ラビット」に「シルバン フェアー」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながらその特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「エンザン カスプ ’QN372’」であった。 |
「エンザン カスプ アミール」の例文・使い方・用例・文例
- エンザン カスプ アミールのページへのリンク