エレベーターガール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 05:09 UTC 版)
エレベーターガールとは、一部の百貨店や観光用の高層建築物などのエレベーターに乗務し、運転操作や案内を担当する女性のこと。「エレガ」「エレガー」「EG」と略される。男性が同様の業務を行う場合は「エレベーターボーイ」と呼ばれる[1]。
- ^ 1920年代の松屋浅草にいた。エレベーターガールならぬボーイも登場!? 創業150周年の百貨店・松屋のやんちゃな実験和樂Web
- ^ “仙台市役所本庁舎、「完全形」はあと数カ月限り 今年から建て替えに着手<+W 共に生きる>”. 河北新報オンライン (2023年1月14日). 2023年8月13日閲覧。
- ^ 髙島屋日本橋店・横浜店、三越日本橋本店、西武百貨店池袋本店、福屋八丁堀本店など。
- ^ 東京タワー、横浜ランドマークタワー、福岡タワーなど。
- ^ もう逢えない?女性の花形職業だった「エレベーターガール」はなぜ見かけなくなったのか? 日本文化と今をつなぐウェブマガジンJapaaan 2019年12月12日、カワモト野奈
- ^ 重要文化財 日本橋高島屋 東京とりっぷ
- ^ 紀伊國屋書店のエレベーターガールがスゴすぎる!神業的テク、階数を察知…1/22/2 ビジネスジャーナル
- ^ 毎日新聞 2014.03.06
- ^ エッセイ『月 星 太陽』60-61頁、123頁
- 1 エレベーターガールとは
- 2 エレベーターガールの概要
- 3 エレベーターガール支援設備
- 4 脚注
エレベーターガール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 18:00 UTC 版)
やなぎみわの代表作の一つに、初期作品「エレベーターガール」がある。やなぎみわは、最新の日本のデパートのエレベーターを操作する世界での少女の日常生活、セルフ・アイデンティティ、建築、雇用にフォーカスを当てている。「エレベーターガール」はやなぎみわのキャリアの初期に、パフォーマンス作品としてスタートさせていて、やなぎみわがこの時期に何を経験していたかを、映し出し表現している。パフォーマンスは、若い少女たちが狭い部屋にいて、同じタスクを毎日毎日繰り返すものである。のちの「エレベーターガール」の写真作品は、似た服を着て、少しの感情しか表さない女性たちが映し出されている。パフォーマンスから写真作品への転向は、何が行われているのかを、作家自身が完全にコントロールしたかったためである。これらの若いモデルたちの身体組織は、物理的に似通っている。女性の場所が文化的に制限されているのと同じように、彼女たちのポーズの仕方は、彼女たちに何ができそしてできる場所が制限されている。写真では、エレベーターガールは建築のデザインや消費財を見つめている。凝視は、消費財への社会的な執着を表す。やなぎみわの作品シリーズの、標準化された若い女性たちは、日本の家父長制と資本主義、そして日本の労働力としての女性の役割りが、どのように抑圧され、男性中心社会に奉仕し、従うように理想化されているのかを象徴している。
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