エルジア領への進撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 14:37 UTC 版)
「大陸戦争 (ACE COMBAT)」の記事における「エルジア領への進撃」の解説
ウィスキー回廊の西部を最終防衛線と定めたエルジア軍は、戦車部隊を中核とする戦力を配備した。8月15日、ISAFは陸上戦力の面で不利であったものの、航空支援を頼りに攻撃を決定しサンドストーム作戦を開始した。防衛線は主に3つに分かれており、西部防衛線、中央防衛線、東部の旧アンカーポイント市が戦場となった。エルジア軍は多数の戦車や長距離砲をISAFの航空攻撃によって失い、防衛線を放棄し撤退した。9月中旬までにISAFはファーバンティ近郊まで進撃した。また大陸中北部もISAFの勢力圏とした。 9月19日、ISAFはエルジア首都ファーバンティの制圧を目的としたオータムサンダー作戦を開始した。目標は埋め立て地区にあるエルジア軍司令部であった。ISAF地上軍は東からシルバーブリッジ方面に向けて進撃し、また南部では揚陸部隊が市街地水没地区から埋め立て地区に向けて揚陸を開始した。エルジア軍は湾内に戦艦を座礁させて頑強な固定砲台として運用した。また北部からエルジア軍の戦車部隊が増援としてやってきており、埋め立て地区の部隊と合流を試みたものの、両地域を結ぶジョンソン記念橋がメビウス1によって破壊されたため合流に失敗した。いずれの地域もISAFは航空支援によって地上軍が各所の突破に成功し、埋め立て地区の制圧は時間の問題となった。エルジア軍司令部から軍の幹部がV-22輸送機で脱出を図ったものの、ISAF機によって撃墜された。黄色中隊が北からファーバンティ上空に飛来しメビウス1と交戦したものの、全機が撃墜され隊長の「黄色の13」が戦死した。制空権は完全にISAFのものとなり、またエルジア軍司令部はISAF地上軍によって制圧された。各地でエルジア軍将兵に対して降伏勧告が為された。戦闘終結直後、エルジア軍最高司令官の遺体が発見された。彼はヘリで脱出する直前にシェルターにいる妻と娘を迎えに行っており、脱出が遅れていた。同日、エルジア政府はISAFの降伏勧告を受諾した。
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