エビタ【エビタ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7478号 |
登録年月日 | 1999年 9月 21日 | |
農林水産植物の種類 | アルストロメリア | |
登録品種の名称及びその読み | エビタ よみ:エビタ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 9月 25日 | |
品種登録者の名称 | コーニンクルック ヴァン ザンテン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2180 AA ヒルゴム 1e ルーステルウェッヒ 1a | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヘリット エドアルド ヴェルトハウゼン ファン ザンテン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ヴィクトリア」の変異個体であり,花は側方外花被が濃橙赤色,側方内花被は明緑黄色で先端が濃橙赤色,内花被に暗褐色の条線が入る切花向きの品種である。草丈は高,茎の太さは細,色は緑である。葉の全形は倒披針形,長さは長,幅は広,表面の色は緑,光沢は弱である。開花の方向は咲き上る,散形花序の分枝数,花柄長及び1分枝当たりの花数は中である。花の縦径,横径及び花被片の展開度は中,側方及び中央外花被の全形は広倒卵形,内面の花色の模様はⅠ型,内面のAゾーンの色は濃橙赤(JHS カラーチャート0714),条線は無である。側方内花被の全形は倒披針形,内面の花色の模様はⅡ型,内面のAゾーンの色は濃橙赤(同0714),Bゾーンの色は明緑黄(同 2704),条線は有,数は中,大きさは大,分布は中央部及び下部,色は暗褐(同1310)である。中央内花被の全形は倒披針形,内面の花色の模様はⅠ型,内面のAゾーンの色は濃橙赤(同0714),条線は有,数は少,大きさは大,分布は中央部,色は暗褐(同1310)である。花糸の主な色は濃ピンク(同0413),葯に対する柱頭の位置は葯より下位,花柱の主な色は濃ピンク(同0413)である。開花習性は二季咲以上,開花の早晩は早である。「ヴィクトリア」と比較して,側方及び中央外花被の内面のAゾーンの色が濃橙赤であること,中央内花被の内面の花色の模様がⅠ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1992年に出願者の温室(オランダ王国)において,「ヴィクトリア」の変異個体を発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- エビタのページへのリンク