エバーモス【エバーモス】(観賞樹)
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登録番号 | 第13998号 |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | エバーモス よみ:エバーモス |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン | |
品種登録者の住所 | 愛知県愛知郡長久手町砂子607番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ローザ エスケランド | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は鮮橙赤色で半剣弁、カップ咲、弱香のやや小輪となる鉢物向きの品種である。樹形は半直立性、株立は中、樹高はかなり低である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はかなり狭、色は穏ピンク、数は枝基部は少、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は披針形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は紅紫、光沢は強、本葉の色は緑、光沢は強、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は球形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さはやや低、花弁表面の色は鮮橙赤(JHS カラーチャート0706)、裏面の色は濃橙赤(同0707)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さ及び硬さは中、数は15~19、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはかなり短、太さは細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は灰緑、開花習性は四季咲、開花時期はやや晩である。「ポールハッピー」と比較して、小葉全体の形が披針形であること、本葉の光沢が強いこと、花形がカップ咲であること等で、「筑紫紅」と比較して、花弁表面の色が鮮橙赤であること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1999年に育成者の温室(デンマーク王国)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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