エヌオーとは? わかりやすく解説

NO.

(エヌオー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/10 22:41 UTC 版)

NO.
ジャンル 音楽番組
出演者 日替わり
ナレーター 村上遙
国・地域 日本
言語 主に 日本語
製作
制作 テレビ朝日
放送
放送チャンネル テレビ朝日
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間 1993年4月5日 - 1999年9月24日[1]
放送時間 平日 20:54~20:56
放送分 2分
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NO.』(エヌオー)は、テレビ朝日系列1993年4月5日から1999年9月24日[1]まで、平日に放送されていた音楽番組ミニ番組である。

概要

  • 音楽制作会社のビーイングに所属する、ビーイング系アーティストの新譜情報などを伝える、ミニ音楽番組。
  • ビーイング系アーティストのプロモーションビデオが毎日約1分半放映され、普段、あまり見ることが出来ないアーティストのレコーディング作業や、当番組でしか視聴出来ない別バージョンのプロモーションビデオも放映されていた。
  • 当時ヒット曲を多数送り出していたビーイングのマスメディアに対する方針として、1993年春頃からメディアへの露出を極力抑えるイメージ戦略があったとされ、当番組の開始時期はZARDやWANDSがテレビに出演しなくなった時期と重なっている。
  • 音楽番組などのテレビに出演しないアーティストの動く映像や、ビデオクリップが多数紹介された。特に金曜日のミュージックステーション終了直後のオンエアでは有力アーティストが配置され、自社がスポンサー提供する帯番組を最大限に活用してアーティスト像のイメージコントロールをするという形での宣伝も担っていた。
  • ナレーターは、元・Mi-Ke村上遙が担当し、オープニングの「エヌオーッ!」というタイトルコールの叫びは、ナレーターを務める村上遥が「エヌオーッ!」のタイトルコールを叫ぶ回と、プロモーションビデオに出演するアーティスト自ら「エヌオーッ!」のタイトルコールを叫ぶ回があり、オープニングの「エヌオーッ!」のタイトルコールの声で、今日はどのアーティストのプロモーションビデオが放映されるかが分かる目安にもなっていた。ただし、必ず声とその日に登場するアーティストが一致しているわけではなかった。ちなみに、「エヌオーッ!」のタイトルコールを収録していたアーティストは、B'zZARD坂井泉水)・大黒摩季宇徳敬子FIELD OF VIEW(ボーカルの浅岡雄也)・PAMELAH(ボーカルの水原由貴)などであった。
  • 1996年から1998年には、年末の1時間スペシャル番組として「NO.スペシャル」が一部系列局を除き放送されていた[2]。司会は村上遥とUJが担当していた回や、テレビ朝日高井正憲アナ(当時)が担当していた回もあった。
  • オープニングや放送中に表示されるタイトルロゴは何度か変遷しており、1993年の放送開始~1998年3月まではオープニングで使用された様々なロゴをそのまま使用し、1998年4月からは、NO.の文字ロゴ、オープニングのタイトルコール、担当ナレーターが一新され、1998年夏から1999年の1月末までは、当時「CD NEWS」のナレーターも担当していた鈴木聖子がナレーターを担当、1999年2月から9月24日の最終回まではHIROMIがナレーターを担当した。
  • キー局のテレビ朝日では平日の20:54から20:56までの2分間の放送であったが、放送時間帯は各系列局によって異なっていた。各局の過去の放送時間は、各局の放送時間を参照のこと。
    • 特別番組などの時は直後のミニ番組(『見聞録』→『京都が好き』→『都のかほり』)共々放送を繰り下げるか、時によっては繰り上げる事もある。またプロ野球中継が延長した時には放送を繰り下げる。
    • 年末年始には放送を休止。また1996年秋からは春秋の改編期には放送を休止する[1]
  • 1997年1月には、放送1000回を数え、その1000回目に放送されたのは、B'z稲葉浩志の初のソロアルバム『マグマ』の収録曲「波」のビデオクリップだった。
  • 当番組で放送された多数のビデオクリップは、VHSやDVDでの商品化に至っていない映像も多数存在しているが、2003年7月21日に発売された、アニメ『スラムダンク』のコンピレーション・アルバム『THE BEST OF TV ANIMATION SLAM DUNK〜Single Collection〜』に付属している特典DVDに、ZARD「マイ フレンド」や大黒摩季「あなただけ見つめてる」などの、当時放送された映像をそのまま収録しており、「NO.」で放送された映像を、唯一公式にDVD化した作品となっている。
  • 1999年5月27日にZARDの初のベストアルバム『ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜』が発売されるにあたり、当番組ではこのベストアルバムの紹介映像が放送される際には、画面左上にテロップで「発売まであと○日」と表示し、カウントダウンを行っていた。
  • 1999年8月31日に豪華客船ぱしふぃっくびーなす号で行われた、ZARDの初ライブの映像から、「世界はきっと未来の中」が放送された。

主な放送内容

※特記のない場合は、通常のビデオクリップ放送を指す。

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

各局の放送時間

放送対象地域 放送局 放送日時 備考
関東広域圏 テレビ朝日(EX)【制作局】 平日 20:54 - 20:56
北海道 北海道テレビ放送(HTB) 平日 18:58 - 19:00 [5]
香川県岡山県 瀬戸内海放送(KSB) 平日 18:57 - 18:59 [6]
関西広域圏 朝日放送(ABC) 毎週月曜~木曜 24:25 - 24:30 金曜 24:20 - 24:25 [7]
熊本県 熊本朝日放送(KAB) 不明
大分県 大分朝日放送(OAB) 平日 18:57 - 18:59
石川県 北陸朝日放送(HAB) 平日 18:58 - 19:00

関連項目

  • オンタマ
  • CD NEWS 「NO.」と同一時期に放送を開始し、同時期に放送を終了した、ビーイング所属アーティストのビデオクリップが放送されていた、ミニ音楽番組。千葉テレビ放送制作。
  • MU-GEN 2004年から2009年まで放送された、音楽番組。千葉テレビ放送制作。
  • MUSIC FOCUS 2009年から2012年まで放送された、音楽番組。千葉テレビ放送制作。
  • MUSIC LAUNCHER 2012年から現在放送中の音楽番組。千葉テレビ放送制作。
  • ヘヴィー・ローテーション
  • 世界の車窓から(同じく、同時期のテレ朝の帯番組)
  • 都のかほり(同じく、同時期のテレ朝の帯番組)

脚注

  1. ^ a b c 朝日新聞 縮刷版』朝日新聞社、1993年4月5日 - 1999年9月24日。 ラジオ・テレビ欄
  2. ^ ABC朝日放送やKSB瀬戸内海放送では、3年間の間、一度も特別番組の放送は実現しなかった。
  3. ^ 前田亘輝の初のベストアルバム「Single Collection +」の初回限定版にソロ楽曲のビデオクリップを収録したDVDが付属したが、この曲のビデオクリップの収録は見送られている。
  4. ^ この当時、後に追悼ライブ「What a beautiful memory」で披露される事になる、ミュージックステーションのスタッフと共に制作されたビデオクリップが放送されていた。
  5. ^ 当時放送されていた「myステーション」→「情報ワイド 夕方Don!Don!」の終了直後に放送。19時台の番組にステブレレスで繋いだ。
  6. ^ 当時放送されていた「KSBステーションEYE」の終了直後の15秒の番組宣伝の後にCMが30秒流れた後に放送されていた。
  7. ^ 当時放送されていた「ナイトinナイト」の各曜日放送終了後の「ABCフラッシュニュース」「ABCニュース」の後番組として放送されていた。金曜日は、「探偵!ナイトスクープ」の放送があり、この放送終了後の番組として放送されていたため、開始時間が異なっていた。
テレビ朝日 平日20:54 - 20:56枠
前番組 番組名 次番組
夢の楽園
NO.
M's

エヌオー(Enuo)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:10 UTC 版)

ファイナルファンタジーV」の記事における「エヌオー(Enuo)」の解説

真の「無」を操る1000年前暗黒魔道士不死身であり、多く魔物率いて封印城クーザー12武器を持つ勇者たち戦った本作で無の力を完璧に操る事が出来唯一の存在不死身を失うことを代償に無の力を呼び起こして手にしたが、最期は無の力に飲み込まれ消滅した伝えられる。エヌオー消滅後も無の力は消えず世界飲み込み続けたため、勇者たち4つクリスタルそれぞれ2つ割って世界2つ分けその間(後の「次元の狭間」)に無の力とエヌオー配下魔物たち封じた

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