エスツェット関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:38 UTC 版)
「ヴァイスクロイツ」の記事における「エスツェット関係者」の解説
オカルト集団で秘密結社。ナチの流れを汲み、世界各国に拠点を置く(本部はドイツと推測される)。裏で暗躍しながら、救世主の降臨を待ち望んでいた。白人の老人2人と老女1人が現在の指導者(三老人)。3人ともサイコキネシスのような能力を持つ。 死者を蘇らせるための秘術が記されているという「死者の書」とアヤの妹・彩を使い、かつての指導者を蘇らせようとして、アヤたちヴァイスによって阻止されたものの、その後のドラマCDシリーズやアニメ第2期において、海外の拠点を中心に暗躍を続けていることが示唆される。 鷹取玲司(たかとり れいじ) 声 - 若本規夫 表の顔は国内の政党・自現党の一員。初期設定では50歳前後。有力政治家の一人で副総理だが、裏の顔はエスツェット日本支部長である。だが、エスツェットの目的とは別に、息子たちやシュバルツなどのさまざまな裏社会に生きる者を操り、日本征服のため様々な工作を行ってきた。 かなり残忍かつ冷酷な性格をしており、自分の目的の障害となる者や意にそぐわない者を殺すことをためらわず、必ず自分の手を汚さない方法を選ぶ。 最終的に日本の内閣総理大臣の座に上り詰めるも、その直後にアヤに殺された。 幼いオミが誘拐された際に身代金の支払いを拒否したのは、彼が自分ではなく弟の子供であることに気づいていたため。それもあってか愛人に産ませた娘・凰華を大切に思っている。 鷹取広史(たかとり ひろふみ) 声 - 相沢正輝 玲司の長男で秘書。玲司に最も忠実な、眼鏡をかけた男。 オミが弟・衛であると見抜き、戻って来るように呼びかけ、オミが記憶を取り戻すきっかけとなったが、最終的には拒否され、鷹取家の一人としてオミに殺された。 鷹取雅史(たかとり まさふみ) 声 - 藤原啓治 玲司の次男で、マッドサイエンティスト。製薬会社「光輪」の社長。 自分に忠実な女性を集めてシュバルツを真似た暗殺集団・シュライエントを組織し、彼女らを使って怪事件を起こすなど独自の行動を繰り返しており、玲司も彼には手を焼いていた。 人間を獣化させる薬を開発し、不特定多数の人間に使い実験を繰り返していた。ヴァイスに追い詰められ自らにその薬を使うも、最終的に殺された。
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