エコノミークラスの一般的な構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:48 UTC 版)
「機内食」の記事における「エコノミークラスの一般的な構成」の解説
1人前をトレーに載せて配膳する。 主菜(メインディッシュ:加熱して提供される。ご飯を含む場合もある)通常は2種類のメニューを搭載する。 副菜(サラダなど、野菜中心のことが多い。これ以外にも、たとえば日本線の場合は蕎麦や寿司などが、韓国発着便はキムチがそれぞれ提供されることもある) パン デザートまたは果物 飲み物(一部中東の航空会社を除き酒も選択可。欧米便では炭酸水がそのまま出されることもある) 酒は上級席種では無料であるが、エコノミークラスでは酒の種類によっては有料となることもある。エールフランスはエコノミークラスでもシャンパンが無料で提供されている。 主菜は、肉と魚、鶏と牛など2種類の料理の中から選択できるが、先着順のため一方しか残っていないこともある。このため、「余っている方のメニュー」を注文すると客室乗務員に喜ばれることがある。 エコノミークラスの機内食の一例。日本航空JAL、グアム→成田(2015年5月) エコノミークラスの機内食の一例。全日空ANA、NH154、上海→大阪(2007年2月) エコノミークラス機内食の一例。タイ国際航空、TG683、羽田→バンコク(メインがタイカレーの例) 近年では顧客獲得のため、機内食のメニューを選択できることも多い。たとえば、日本航空をはじめとする日本の航空会社では、和食をメニューの一部に入れるほか、大韓航空ではビビンバ、タイ国際航空ではタイカレー、ブリティッシュ・エアウェイズではイングリッシュ・ブレックファストなど、故郷料理も提供し、選択できるようになっている。またエールフランスの長距離路線では、シャンパンやパンの無制限の提供が行われる。
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