ウグイスとメジロとは? わかりやすく解説

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ウグイスとメジロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:48 UTC 版)

鶯色」の記事における「ウグイスとメジロ」の解説

日本では鶯色というとメジロ体色のような色を連想する人も多い。これは、ウグイスとメジロが混同され捉えられているからである。 ウグイスとメジロはともにスズメ目属するが、前者ウグイス科後者メジロ科属しウグイスのほうが 2〜3cm ほど大柄である。ともに日本ではよく見られる野鳥雑食春先になるとウグイス繁殖行動のためにさえずりはじめ、メジロ人家庭木の蜜を目当て低地に姿を見せる。 そもそもこの二種が混同されるのは二種の外見性質問題であったメジロ日本人好み柔らかな色調黄緑の羽をしており、性格も活発で比較慣れやすく、かつては愛玩用飼育されることも多かった(現在は野鳥の飼育は原則禁止されている)。花樹の蜜を好むため、春先には庭に来てチーチー」とさえずりながら椿の蜜を吸い、たまに花を散らしたりするのでよく目に付く。 一方ウグイス地味な灰がかった緑褐色の羽で非常に臆病な性質人里の奥や藪の中生息しており、なかなか姿を確認できないオスは「ホーホケキョ」「谷渡り」と形容される朗々とした声で鳴く誤解原因はどうやら片方美声他方が目立つ外見を持つことに由来するようだ。 庭の片隅からウグイスの声が聞こえた時、すぐ目に付く満開梅の花メジロ荒らして逃げていったとしたら、朗々たる美声の主を美し黄緑色小鳥だと勘違いして不思議はない日本でよく似合っている物同士指して引き合い出されるウグイス」も、日本画では茶褐色ウグイス描かれるが、広く用いられる花札同趣向のカードではウグイスのはずの小鳥黄緑色塗られている。和菓子で「ウグイス〜」とつくものもほとんどが食欲をそそるような黄緑色をしており、よく象った菓子並べてある。蜜を好むメジロ違ってウグイス昆虫を主に食べているため、積極的に梅の木にとまることはない。

※この「ウグイスとメジロ」の解説は、「鶯色」の解説の一部です。
「ウグイスとメジロ」を含む「鶯色」の記事については、「鶯色」の概要を参照ください。

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Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの鶯色 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

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