アントネロム【アントネロム】(草花類)
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登録番号 | 第11612号 |
登録年月日 | 2004年 1月 13日 | |
農林水産植物の種類 | アンスリウム | |
登録品種の名称及びその読み | アントネロム よみ:アントネロム |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | アンスラ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2665KV ブライスワイク アンスリュームウェッヒ 14 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヤン ファン ダイク | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、草丈が中で仏炎苞が鮮赤色、肉穂花序は先端部が赤色で基部が濃ピンク色の鉢物向きの品種である。草型は株立型、草丈は中、分枝の程度は4本以上、茎の太さは中である。葉の全体の形は三角形、葉縁の波うちは無、先端部の形は突形、葉脚の形は心形、切れ込みの程度は浅、基部裂片の重なりは離れている、葉身の長さは短、幅は狭、表面の色は暗緑(JHS カラーチャート3708)、裏面の色は暗黄緑(同3311)、光沢は中、葉柄の長さは短、太さは細、色は赤茶(同1013)、葉の向きは下向き、斑の有無は無である。仏炎苞の重ねは一重、形は卵形、長さは短、幅は中、先端の形は微突形、基部の形は載形、切れ込みの深さの程度は無、裂片の重なりは離れている、周縁部のそりは平、表面の起伏は弱、色の数は単色、表面の主な色は鮮赤(同0407)、裏面の色は赤(同0415)、色の変化は無、光沢は中、向きは斜上、葉との位置関係は葉より抽出である。肉穂花序の形は円柱形、長さは中、仏炎苞との長さの比は仏炎苞と同長、太さは中、先細りの程度は無、先端部の色は赤(同0414)、基部の色は濃ピンク(同0113)、曲がり及びねじれは無、仏炎苞との角度は中、花茎の長さは短、太さは細、色は濃赤茶(同1008)である。花数は4花以上、花持ちの程度は1ケ月以上である。「アンタンピオ」と比較して、葉の色が暗緑であること、仏炎苞の色が鮮赤であること、肉穂花序の先端部の色が赤、基部の色が濃ピンクであること等で、「アントロンコ」と比較して、葉が小さいこと、肉穂花序の先端部の色が赤、基部の色が濃ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1990年に出願者の温室(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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