アントレス【アントレス】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7908号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | かぶ | |
登録品種の名称及びその読み | アントレス よみ:アントレス |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 31日 | |
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 塚田元尚、芹沢啓明、土屋宣明、小口伴二 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「野沢菜」と欧州系かぶを育種素材として育成した系統を母系とし,「野沢菜」の選抜系統を父系とする交雑品種であり,草姿は立性で草丈は高く,葉は淡緑色で葉縁の切れ込みは浅く,アントシアニンによる葉面の着色がない漬物用品種である。草姿は立,草丈は高,子葉の大きさは中,色は緑,胚軸の色は淡緑,分げつ性は無である。葉数は中,葉形は倒披針,葉長はかなり長,葉縁の切れ込みは浅裂,葉色は淡緑,葉面の着色は無,葉のろう質は少,葉面の毛じは無,波うちはかなり少,葉柄・中肋の形は半円状,幅は中,色は淡緑である。種子の色は茶,早晩性及び抽だい性は中である。「野沢菜」と比較して,葉面の着色がないこと,葉面の波うちが少ないこと等で,「野沢菜信濃」と比較して,葉長が長いこと,葉色が淡いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,「野沢菜」と欧州系かぶを交配し,その実生から選抜,育成したアントシアニンの発現のない系統「82-1-6-5-116」を母系とし,「野沢菜」より選抜したアントシアニンの発現の少ない系統「606-16-9-118」を父系とする交雑品種であり,平成6年に長野県野菜花き試験場(長野市)において交配組合わせ能力検定試験を実施し,以後,特性の調査を行い,7年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の農林水産植物の種類は「つけな」,名称は「野沢菜深雪」であった。 |
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