アルヴェーグ式とは? わかりやすく解説

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アルヴェーグ式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:58 UTC 版)

モノレール」の記事における「アルヴェーグ式」の解説

詳細は「ALWEG」を参照 アルヴェーグ式は、1950年ジョン・A・ヘスティングが、ロサンゼルス導入する予定新し交通機関調査始めたころから始まる。元々、線路にまたがる方式モノレール特許は、ドイツ人技術者レシャーが持っていたが、第二次世界大戦消息不明になったため、アクセル・レンナルト・ヴェナー=グレン (Axel Lennart Wenner-Gren) が事業始めた。そのため、頭文字取ってALWEG日本語表記では「アルヴェーグ」または「アルウェーグ」)」と呼ばれるようになった事業体1951年交通機関研究所 (Verkehrsbahn-Studiengesellshaft) が設立、さらに1953年アルヴェーグ開発 (Alweg-Forschung GmBH) に名前を変えた特徴は、空気タイヤをはめた車輪走行することにある。そのため、車体重量ゴムタイヤ支えねばならず、タイヤ大きくなり、車内タイヤ部分出っ張り部分出来てしまうという欠点がある。軌道の上辺の走行路は、エポキシ樹脂混合物上塗りとしているものと鋼板床を敷いているものがある。軌道は、太い中空I字型のPSコンクリート製としているが、交差点などの長い径間を必要とする場所では鋼製としており、支持する支柱支柱間隔15 - 22mとしている。この方式は、名鉄犬山モノレール1962年開業 - 2008年廃止)で採用されたのち、よみうりランド1964年開業 - 1978年廃止)や、東京モノレール1964年開業)で採用されている(未成線となった熱海モノレールでも採用する予定だった)。これら日本国内用いられ方式日立製作所携わったことから「日立アルヴェーグ式日立アルウェーグ式)」とも呼ばれる

※この「アルヴェーグ式」の解説は、「モノレール」の解説の一部です。
「アルヴェーグ式」を含む「モノレール」の記事については、「モノレール」の概要を参照ください。

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