アルミード (グルック)とは? わかりやすく解説

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アルミード (グルック)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 02:45 UTC 版)

アルミード』(フランス語: Armide)は、クリストフ・ヴィリバルト・グルックが作曲した全5幕からなるフランス語のオペラで、ドラム・エロイック(英雄劇)と銘打たれている。リブレットはほぼ90年前にフィリップ・キノーリュリの同名のオペラ『アルミード英語版』のために書いたものと同じであるが、プロローグは除かれている。1777年9月23日パリ・オペラ座にて初演された[1]


注釈

  1. ^ 詳細は《『エルサレム解放』に基づく代表的な作品》を参照。
  2. ^ グルックはこの場面で、キノーの台本に4行の台詞を追加した。そこでは、弦楽器が心を慰めるようなフレーズを演奏する一方で、憎悪の神を性格づけていた執拗に繰り返されるオスティナート・リズムがアルミードを苛み続ける[15]
  3. ^ これはグルックが書いた最も情熱的な音楽を含んでいる。グルック自身がそれを分かっていたに違いない。後年、もし私が地獄に落ちるとしたら、この二重唱を書いたせいだろうと語っている[16]

出典

  1. ^ スタンリー・セイディP 63
  2. ^ スタンリー・セイディP 63
  3. ^ ジョン・ウォラックP37
  4. ^ スタンリー・セイディP 66
  5. ^ 『ラルース世界音楽事典』P 79
  6. ^ レズリィ・オーリィP162~163
  7. ^ ドナルド・ジェイ・グラウトP359
  8. ^ フレデリック・ロベールP38~39
  9. ^ 今谷和徳P 223~224
  10. ^ ドナルド・ジェイ・グラウトP358~359
  11. ^ スタンリー・セイディP 64
  12. ^ ジョン・ウォラックP37
  13. ^ ジョン・ウォラックP37
  14. ^ スタンリー・セイディP65
  15. ^ スタンリー・セイディP65
  16. ^ スタンリー・セイディP65
  17. ^ スタンリー・セイディP65
  18. ^ スタンリー・セイディP65


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