アルティメット・アイスマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/29 16:06 UTC 版)
「アイスマン (マーベル・コミック)」の記事における「アルティメット・アイスマン」の解説
詳細は「en:Ultimate X-Men」を参照 アルティメット・マーベルの世界では、ボビー・ドレイクはX-メンの最年少の設立メンバーである。彼は政府が支援するセンチネルの攻撃が激しくなったおりに、彼の家族を護るために逃げ出してきた。 アルティメットのアイスマンは元の世界の彼がそうであったようなスノーマンの姿ではなく、最初から今日までフレキシブルな氷の鎧を生成している。ボビーは自分自身を価値ある戦力と定めており、独力で巨大な氷の壁でアルティメッツを無力化したことがあり (en:Ultimate Warを参照のこと)、独力でレイスとウェポンXの侵略を阻止している。彼を止めることができるのはマーベルガールのテレパシーを一時的に借りたローグぐらいのものである。プロフェッサーXはボビーはX-メンのなかでは3本の指に入るほど強力であると述べている。『World Tour』のストーリーでは彼の鎧を大きくして巨大な氷のトロルを作り出した後、ボビーはプロテウスによって酷く傷つけられ、彼の両親はエグゼビアを告訴した。ボビーは最終的に両親に背いてX-メンに戻った。 ボビーがX-メンに入る前、彼にはガールフレンドがいたが、エグゼビア教授はボビーの頭からその全ての記憶を消してしまった。彼がX-メンについて多くのことを彼女に話したときである(どうやらその少女の記憶も同様に消しているようだ)。ローグがX-メンに受け入れられた時、ボビーは彼女と付き合いはじめた。二人はかなり長い間付き合っていたが、最終的にボビーのシャドウキャットへの想い、ならびにローグのガンビットへの想いが芽生え大きくなったのを期に二人は別れた。最終的にローグは去っていき、ボビーはキティと付き合いはじめた。ボビーがローグとメールを交換しているのを見つけると、キティは彼を振った。ローグがX-メンに戻ってきた時、彼女の元々の能力はガンビットの能力に置き換えられており、互いに触れあうことができるようになり、ボビーとローグはよりを戻した。しかし、最近になってローグの古い力は戻りつつある。 アルティメットのアイスマンは現在いくらか不器用だが、未来からやってきたアルティメットのハマーはボビーと出会い続けて戦った時に「ボビー・ドレイクだぁ?伝説の男ってか!この年になってもまだ全く無能だとは信じられねぇな。あんたを蹴れるなんて誇りに思うぜ。(Bobby Drake, huh? The Legend! I can't believe you're so inept at this point in your life! It's been an honour to kick your...)」で、アイスマンを遮ることができるのはウルヴァリンだけだと言っている。ビショップもまた、ボビーに潜在能力は高いことをそれとなく言ったが、ボビーは認めず忘れ去っている。 ビショップがこのアイスマンが凍結させる能力の源が違っていることを仄めかしていることを記しておかねばなるまい。『Ultimate X-men』 80号ではビショップはボビーに彼の潜在能力について語り、「たいした努力もなしにお前は空中から湿気を取り込み、水の分子の動きを遅くして冷たくする。他にも遅くできるものがあるのか? (With minimal effort you are taking moisture out of the air and slowing water molecules down to make them cold. What else can you slow down?)」とコメントしている。彼はまたボビーに彼の能力の可能性の調査させるように頼んだ。しかしアイスマンはビデオゲームを続け、ビショップは袖にあしらわれた。
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