アストレイ バイオレンスガイスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 23:23 UTC 版)
「シビリアンアストレイ」の記事における「アストレイ バイオレンスガイスト」の解説
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R』に登場。「ロウ・ギュール」の名を騙るMSファンの男が、シビリアンアストレイをベースに、ジャンク屋から販売されているP0シリーズの改造キットやカレトヴルッフなどで改造を施した民間機。「レッドフレームを操るロウの偽者」ということから「ニセレッド」と呼ばれるが、実際のカラーリングは紫のフレームに黒い装甲で、各部の赤いライトの反射によって赤く見せているだけである。 装備は近接戦闘に特化しており、格闘兵装を最大限に活かす形態「ブラックドラゴンモード」に変形する機構を持つ。しかし、この変形ギミックを仕込んだことで機体バランスが悪くなっており、長時間の変形は不可能となっている。 劇中での活躍 搭乗者はこの機体でロウの名を騙り、傍若無人な振る舞いをしていた。これは、ロウへの恨みなどによるものではなく、「ロウ・ギュール。自由を愛する者、だから自由にやる」という無茶苦茶な理屈である。『ガンダムウェポンズ 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R カレトヴルッフ編』の加筆によると、実際の理由は妻に男らしいところをアピールするためだった。 南アメリカで開かれた『民間モビルスーツ大博覧会』のイベント『紅の祭』において暴れまわっているところ、本物のロウと遭遇する。自分が本物のロウにならんとパワードレッドを駆るロウと対決するも、弱点である機体バランスの悪さを突かれ、敗北する。ロウに諭されたことに加え、妻に叱られたことで搭乗者は改心して真っ当なMSファンとなり、機体名も「アストレイガイスト」に改められた。 武装 ドラグアームズ 右腕の、龍頭のような形のナックル。 ガイストブリンカー タクティカルアームズ(レプリカ)にカレトヴルッフをベースにした大剣。 ガイストブレード 右肩に2本マウントされた、短剣型の装備。 ガイストクロー 踵に装備されたクロー。 備考 本機のデザインは、モデラーの林哲平によるもので、制作したモデルそのものが公式設定となっている。林がつけた「ソウルネーム」は「ガンダムアストレイガイストフレームブラックドラゴン」。ブラックドラゴンモードへの変形ギミックは『トランスフォーマー ビーストウォーズ』のビーストメガトロンのものを参考にしている。
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