ゆるし

デジタル大辞泉

ゆるし【許し】

読み方：ゆるし

１ （「聴し」とも書く）願いを聞き入れること。許可すること。「父の—を得て上京する」

２ （「赦し」とも書く）罪・過失・無礼などをとがめないこと。容赦(ようしゃ)。赦免(しゃめん)。「罪の—を請う」

３ 芸道で、師から弟子に与える免許の一階級。「奥—」

日本語活用形辞書

許し、聴し

読み方：ゆるし

サ行五段活用の動詞「許す」「聴す」の連用形である「許し」「聴し」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

許す  » 「許す」の意味を調べる
聴す  » 「聴す」の意味を調べる

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文語活用形辞書

緩し

読み方：ゆるし

ク活用の形容詞「緩し」の終止形。
「緩し」の口語形としては、形容詞「緩い」が対応する。

口語形

緩い » 「緩い」の意味を調べる

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ゆるし

出典:『Wiktionary』 (2021/10/10 16:31 UTC 版)

発音

• (東京) ゆるし​ [yùrúshíꜜ] (尾高型 – [3])
• IPA^(?): [jɯ̟ᵝɾɯ̟ᵝɕi]

名詞

ゆるし【許し】

1. 【聴し】許可。承知。
2. 【赦し】罪や過失を咎めないこと。容赦。
3. 芸道で師匠から弟子に与える免許の階級の一つ。

動詞

ゆるし

1. 「ゆるす」の連用形。

発音

三拍形容詞二類^(?)

• 連用形

  (平安時代)ゆる​く

  (南北朝時代)ゆる​く

  (室町時代)ゆる​く

  (江戸時代)ゆる​く

• 連体形

  (平安時代)ゆるき​ぃ

  (南北朝時代)ゆ​るき​ぃ

  (室町時代)ゆ​るき

  (江戸時代)ゆ​るき

形容詞

ゆるし【緩し】

1. 緩（ゆる）い。緩（ゆる）やかだ。
2. 弛（たる）んでいる。

基本形	語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形	活用の種類
ゆるし	ゆる	-く	-く	-し	-き	-けれ	○	ク活用
		-から	-かり	○	-かる	○	-かれ

諸言語への影響

• 現代日本語: ゆるい

Weblio日本語例文用例辞書

「ゆるし」の例文・使い方・用例・文例

• ゆるしてください
• 遅刻したことをゆるしてください。
• 先日、あなたの邪魔をしたことをゆるしてください。
• すると彼は傲慢な態度を一変して平謝りに謝まったからゆるしてやった
• 親に先立つ不孝の罪はゆるし給え
• 泣きついて来たからゆるしてやった
• 謝まるならゆるしてやる
• お願いですから私に免じてゆるしてやって下さい
• 老いの繰り言おゆるしあれ
• 親に先立つ不孝の罪をゆるし給え