元滝堰堤
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文化財としての特徴 |
元滝堰堤は、丹沢・大山国定公園内の八段堰堤の下流に位置し、堤長25m、堤高4.3mで、下流法勾配4分、上流法を垂直とした重力式練積堰堤で、堤体表面は谷積となっている。同時期に花水川流域に築かれた他の堰堤と同様に、水通しの角に丸みをつけているのが特徴的である。 過去の度重なる土砂災害を防ぎ、現在でも砂防施設の機能を保つ一方、石積みの堤体は周囲の景観に調和しており、大山に至る登山道から望むことができるため登山道利用者に親しまれている。 |
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元滝堰堤
名称: | 元滝堰堤 |
ふりがな: | もとたきえんてい |
登録番号: | 14 - 0088 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 重力式コンクリート造堰堤、堤長25m、堤高4.3m |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和5 |
代表都道府県: | 神奈川県 |
所在地: | 神奈川県伊勢原市大山 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 内務省直轄の花水川流域砂防工事の一環として建設。 |
施工者: | |
解説文: | 八段堰堤の下流に築かれる。堤長25m,堤高4.3mで,下流法勾配4分,上流法を垂直とした重力式練積堰堤で,堤体表面は谷積とする。同時期に花水川流域に築かれた他の堰堤と同様に,水通しの角に丸みをつけるのが特徴的。 |
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