もち乙女とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 品種登録データベース > もち乙女の意味・解説 

もち乙女【モチオトメ】(食用作物)

※登録写真はありません 登録番号 第8362号
登録年月日 2000年 10月 4日
農林水産植物の種類 小麦
登録品種の名称及びその読み もち乙女
 よみ:モチオトメ
品種登録の有効期限 20 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
品種登録者の住所 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1
登録品種の育成をした者の氏名 星野次汪、吉川亮、伊藤誠治、八田浩一中村山守
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は,「関東107号」に「白火」を交配して半数体育種法により育成され固定品種であり,育成地(岩手県盛岡市)における成熟期早,耐倒伏性はやや強,穂発芽性が難,アミロース含量極少もち性品種である。叢性は直立開閉は開である。稈長は短,稈の細太及び剛柔は中,ワックス多少は少,葉色は中,葉鞘ワックス多少は少,毛の有無多少は無~極少下垂度は大,フレッケン有無多少は少である。穂型は棒状穂長は短,粒着の粗密はやや密,穂の抽出度は中,ワックス多少は少,有無多少はやや多,長はやや長,ふの色は淡黄である。粒の形はやや円,大小はやや小,粒の色は赤褐,千粒重は中,原麦粒の見かけ品質は中の上である。うるち・もちの別はもち,播性の程度出穂期及び成熟期早,耐倒伏性はやや強,穂発芽性は難,脱粒性はやや易,収量性は少である。粒の硬軟は軟,粒質は粉状質,製粉歩留低,ミリングスコアは低,60%粉粗蛋白質含有率は中,60%粉アミロース含量極少,粉の白さはやや低,明るさは低,色づきは中,吸水率高,最高粘度は中である。しま萎縮病抵抗性は強,赤かび病抵抗性及びうどんこ病抵抗性はやや弱,赤さび抵抗性は中である。「キタカミコムギ」と比較して,うるち・もちの別がもちであること,出穂期及び成熟期早いこと,穂発芽性が難であること等で,「ナンブコムギ」と比較して多く長いこと,ふの色が淡黄であること,うるち・もちの別がもちであること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は,平成5年東北農業試験場岩手県盛岡市)において,「関東107号」に「白火」を交配し雑種第1代胚培養により養成,その個体トウモロコシ花粉交配し以後半数体育種法により育成6年もち性半数体倍加個体選抜7年に特性検定試験行い,その特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお,出願時の名称は「もち盛系C-D1479」であった





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

もち乙女のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



もち乙女のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
農林水産省農林水産省
Copyright The Ministry of Agriculture. Forestry and Fisheries of Japan
品種登録ホームページ

©2025 GRAS Group, Inc.RSS