白磁とは? わかりやすく解説

白磁

名称: 白磁
ふりがな はくじ
芸能工芸区分 工芸技術
種別 陶芸
認定区分 各個認定
指定年月日 1995.05.31(平成7.05.31)
解除年月日
指定要件
備考
解説文:  白磁は、陶石とうせき】や磁土【じど】を主原料として成形しその上に長石【ちようせき】・石灰【せつかい】等に木灰【きばい】を調合した透明釉をかけて焼成する陶芸技法であり、その白の発色素地白さに負うところが大きい。胎土【たいど】の調合轆轤【ろくろ】または型打ちによる素地成形仕上げの後、素焼き釉掛け本焼き等の工程経て制作され彫文様などの素地装飾や、緑釉【りよくゆう】等が併用されることもある。
 技法中国南北朝後期に始まるといわれ、唐時代発達し北宋時代定窯ていよう】では淡いクリーム色がかった白磁胎に流麗な彫文様などを施した白磁が焼成され、朝鮮高麗李朝時代にも多くの優品が制作されている。一方わが国では、近世初期初期伊万里以来格調の高い白磁が各地焼成され、その伝技法現代伝えられている。
 白磁は、磁器基本的技術として工芸史上重要であるとともに芸術的に価値の高い伝統的な陶芸技法として評価されるのである
工芸技術のほかの用語一覧
陶芸:  備前焼  志野  無名異焼  白磁  色絵磁器  萩焼  釉裏金彩


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