のべ

デジタル大辞泉

のべ【延べ】

読み方：のべ

１ ひらたく延ばされたもの。特に、延べ金・延べ銀をいう。「—の指環」

２ 同一のものがいくつ重複しても、それぞれ一つとして数え合計すること。「—にすると週に一〇〇人の動員になる」「—二〇〇平方メートルの床面積」「—千時間に及ぶフライト」

３ 期日・期間を延ばすこと。「日—」

４ 「延べ取引」の略。

５ 「延べ紙」の略。

「—の鼻紙ひざ近く置きて」〈浮・一代女・一〉

の‐べ【野辺】

読み方：のべ

《古くは「のへ」》

１ 野のあたり。野原。「—に咲く草花」

２ 火葬場。また、埋葬地。

日本語活用形辞書

伸べ、延べ、述べ、宣べ

読み方：のべ

バ行下一段活用の動詞「伸べる」「延べる」「述べる」「宣べる」の連用形である「伸べ」「延べ」「述べ」「宣べ」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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延べる  » 「延べる」の意味を調べる
述べる  » 「述べる」の意味を調べる
宣べる  » 「宣べる」の意味を調べる

述べ

読み方：のべ

【文語】バ行下二段活用の動詞「述ぶ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

述ぶ  » 「述ぶ」の意味を調べる

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隠語大辞典

のべ

1. 同上（※「のび」参照）。〔第三類　犯罪行為〕
2. 人家に忍入る窃盗。「しのび」の訛略。

のべ

1. 金銀箔。〔第七類　雑纂〕

延

読み方：のべ

1. 金銀の箔。或は眠る。横臥。
2. ①横臥、睡眠すること。②流連して遊興にふけること。

延

読み方：のべ

1. 眼ルコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・富山県〕
2. 横臥、睡眠〔京阪地方〕。〔第四類　言語動作〕
3. 横臥、睡眠などを云ふ。〔京阪地方の言葉〕〔犯罪語〕
4. 横臥、睡眠すること。〔京阪語〕〔一般犯罪〕

分類 京阪地方、富山県、犯罪語／京阪地方、犯罪／京阪語

延

読み方：のべ

1. 貸座敷ニ登楼シ流連遊興ニ耽ルノ意。〔第四類　言語動作〕
2. 貸座敷に登楼し流連遊興に耽くることをいふ。〔犯罪語〕
3. 貸座敷に登楼し流連遊興に耽くるをいふ。
4. 〔俗〕貸座敷に登楼し、流連遊興に耽る事。
5. 流連して遊興に耽ること。

分類 犯罪語、花柳界

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名字辞典

延

名字	読み方
延	のぶ、のべ

名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

Weblio日本語例文用例辞書

「のべ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はもう一方の手を私にさしのべた
• このべっとりとしたものはこすっても簡単にはとれない
• 彼はのべつささいなことに心を悩ましている
• ペンキのべとつきがなくなるまで2、3日かかる。
• 彼女は困っている人々にはいつでも快く援助の手を差しのべた。
• 私が出来る限りの援助を彼に差しのべるつもりです。
• 銀行が援助の手をさしのべるのを拒絶したら、あなたはどうして資金繰りの危機を乗り切るのか。
• もし世界のあちこちで私達の隣人が困っていれば援助の手をさしのべよう。
• のべつ幕なしの不平.
• のべつ幕なしにしゃべる人.
• のべつ幕なしのおしゃべり.
• のべつ幕なしの口論.
• 彼はのべつまくなしにピーナツを口にほうり込みながらテレビを見ていた.
• 元の建物の跡をしのべるものはほとんどなかった.
• 発言する立場にはないと言を構えて意見をのべなかった.
• 彼女はのべつ幕なしにしゃべる.
• 彼はのべつぶつぶつ言っている.
• 彼はのべつ何か食っている
• あの女はのべつまくなしにしゃべっている