ねき

デジタル大辞泉

ね‐き【根^▽際】

読み方：ねき

（中部地方以西で）そば。かたわら。

名古屋弁辞典

ねき

名古屋弁	共通語	用法
ねき	傍ら	そのねきに　ネギがあるだらあ （その傍らに　ネギがあるでしょう）

四日市市四郷地区方言

ねき

方言	共通語・該当漢字	語意解説または【使用例】
ねき	そば	＜ねけ＞とも（八王子）

京ことば

ねき

京ことば	意味
ねき	傍近く

但馬方言辞典

ねき’

但馬方言	共通語	用例	備考
ねき’	ちかく	まっと（もっと）ねきに来てもの言ってくれーや（話してくえれないかい）。声がちいさーて（小さくて）聞こえれへん（きこえない）。

大阪弁

ねき

大阪弁	訳語	解説
ねき	そば、かたわら、 わき、きわ	根際。もうちょっとねき寄らんか。そこの店のねきやで。西九州などでは「にき」。

和歌山弁辞書

ねき

庭、すぐそこ※語源は「根際（ねきわ・ねぎわ）」
例「ねきにあら」＝「すぐそこにあるよ」

奥豊後の言葉

ねき

根際[意]根元、傍。近世の語。大辞林には「主に関西地方で用いられる」とある[例]あん木んねきぃある、かもう取っちきちくりい(あの木の根元にある鎌を取ってきてくれ)

隠語大辞典

ねき

読み方：ねぎ

1. 飴。〔第六類　器具食物〕
2. 飴のことをネキと呼んでゐる。〔縁日商人〕
3. 飴、飴屋。
4. 飴のことをいふ。
5. 飴を云ふ。
6. 飴。飴行商人を「ねきや」といふ。
7. 飴。清水　闇屋仲間。
8. 飴。〔闇屋〕
9. 飴。「きね」の反転で、昔飴を撹拌するとき杵を用いたところより。〔香〕
10. 飴。飴行商人を「ねぎや」という。

分類 的屋、縁日商人語、縁日商人、闇屋仲間、露天商人、露店商、香、香具師

ねき

1. 駄目、又は失敗の意。
2. 駄目を云ふ。
3. 駄目のこと。

分類 不良青少年（硬派）

ネキ

読み方：ねき

1. 所持金ナキコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・長野県〕

分類 長野県

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JMnedict

根木

姓	読み方
根木	ねき

根来

姓	読み方
根来	ねき

ウィキペディア小見出し辞書

ねき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/25 16:06 UTC 版)

「広島弁」の記事における「ねき」の解説

そばの意（人間関係的な近さも表すか?）。「火のねきに行くなよ（火の側にいくなよ）」（西部）

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ねき

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 10:50 UTC 版)

名詞

根 際 (ねき)

1. （方言、主に関西）近（ちか）く

Weblio日本語例文用例辞書

「ねき」の例文・使い方・用例・文例

• その店のウインドウ飾りが手まねきした
• ｢道(どう)祖(そ)神(じん)のまねきにあひて，取るもの手につかず｣という引用を使い，大使として早く仕事を始めたいという気持ちを表現した。