泥谷砂防堰堤
![]() |
|
文化財としての特徴 | 常願寺川支渓のうち、荒廃著しい泥谷の侵食拡大防止のために内務省直轄で築かれた階段式砂防堰堤である。標高差122m、延長467mの急斜面に、台形の越流部を有する重力式石張りコンクリート造堰堤20基、床固3基が連続的に築かれている。この堰堤は、先に登録有形文化財となっている白岩砂防堰堤、本宮砂防堰堤とともに、富山県の砂防事業の基幹をなすものである。また、内務技師赤木正雄が計画した常願川流域直轄砂防事業の初期建造物としても知られる。 |
![]() ※地図をクリックすると大きく表示されます。(pdfファイル 20K) |
泥谷砂防堰堤
名称: | 泥谷砂防堰堤 |
ふりがな: | どろだにさぼうえんてい |
登録番号: | 16 - 0068 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 所 |
構造: | 重力式コンクリート造堰堤及び床固、延長467m |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和13 |
代表都道府県: | 富山県 |
所在地: | 富山県富山市大字有峰地先 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 内務技師赤木正雄が計画した常願寺川流域直轄砂防事業の初期建造物。 |
施工者: | |
解説文: | 常願寺川支渓の内,荒廃著しい泥谷の侵食拡大防止のために内務省直轄で築かれた階段式砂防堰堤。標高差122m,延長457mの急斜面に,台形越流部を有す重力式石張コンクリート造堰堤20基及び床固3基が連続的に築かれ,豊かな緑の創出を促している。 |
土木構造物: | 正法寺川狸沢第一号石堰堤 正法寺川狸沢第三号石堰堤 正法寺川狸沢第二号石堰堤 泥谷砂防堰堤 浦山第二砂防堰堤 清水川第一堰堤 清水川第三堰堤 |
- どろだにさぼうえんていのページへのリンク